東日本大震災の被災した被災地の水産加工業。復旧は進みつつあるものの、販路がなくなり商品を広く知っていただけない、食べていただけない。というお話をいただき、ミクリードのお客様にぴったりな商品を探してきました。
三陸・常磐のうまい水産加工品。ぜひお試しください。
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岩手県宮古市有限会社 宮古マルエイ
【北海道産】かれい明太 200g
【北海道産】かれい明太 200g 商品番号:152038 価格:400円
中骨を取って開いたソウハチカレイに、柚子香る明太バラ子をサンドしました。オーブントースターやフライパンでエイひれのようにしっかり炙って、お酒のつまみに最適です。又、水気を取って天ぷらや唐揚げでもフワフワ、サクサクの身が楽しめます。
【北海道産】温泉かれい(みりん一夜干し) 100g
【北海道産】温泉かれい(みりん一夜干し) 100g 商品番号:152045 価格:380円
中骨を取って開いたカレイを、化学調味料無添加の甘辛いタレでまるでエイひれのように味付けをしました。軽く炙って、又は、電子レンジで温めてください。天ぷらとして揚げてもフワフワの身が非常に美味しいメニューです。
【北海道産】カレイ煮つけ用(2切) 1セット
【北海道産】カレイ煮つけ用(2切) 1セット 商品番号:152056 価格:330円
新鮮な北海道産のカレイ2切と添付のタレを入れて、簡単に店仕込みカレイの煮付けが提供できるセットです。ボリューム有るカレイ煮つけが、簡単にご提供できます。
-宮古マルエイをもっと詳しく!-三陸宮古の風土と山陰の技が生む、絶品の干しカレイ「宮古マルエイ」
「東日本唯一の干しカレイ専門店」をキャッチフレーズに、三陸や北海道のカレイを原料にした商品を展開する「宮古マルエイ」。二度の被災から立ち上がった同社の歴史や、手作業で丁寧に作られる干しカレイの味覚などを紹介します。
世界三大漁場・三陸沖を控える港町・宮古市
海・川・森が一体となり、豊かな自然が息づく岩手県宮古市。親潮と黒潮がぶつかりあう三陸沖は世界三大漁場の一つとして知られており、宮古港には多種多様な魚介が水揚げされ、マダラの水揚げ量は10年連続で本州一を誇っています。
2011年の東日本大震災で宮古の水産業は大きな被害を受け、水揚げ量も減少しています。しかし、地域では被災した施設の復旧を進めると共に、2019年にはトラウトサーモンの海面養殖に挑戦。2020年には「宮古トラウトサーモン」として初出荷するといった取り組み等を推し進めています。
東日本唯一の干しカレイ専門店「(有)宮古マルエイ」
宮古市で主にイカの加工を手掛けていた株式会社大濱正商店と、当時輸入かれいの干物を手掛けていた島根県浜田市の株式会社マルエイにより、1994年に設立された「有限会社宮古マルエイ」。今回は同社の取締役の大濱晴美(おおはま はれみ)さんと、その娘で営業担当の千佐喜(ちさき)さんに話を伺いました。
同社の商品の特徴は、宮古の風土と山陰島根の伝統の技が組み合わさっていること。宮古市は三陸や北海道といった北日本の主要なカレイ産地に近く、さらに乾いた冷たい風が吹くため、干物づくりに最適な土地。晴美さんは「この工場は川沿いにあるので風の通り道になっているんですよ」と説明します。
また、同社の立地は早池峰山系の地下水にも恵まれています。千佐喜さんは「岩手では珍しく軟水で雑味が入りにくいため、素材の味を活かしたい干物にぴったりです。水質を分析した専門家も『いい水ですね』と言ってくれました」と話します。
この水をふんだんに使って、宮古マルエイでは下処理を実施しています。「山陰のやり方にならって、うろこ取りや汚れの除去を丁寧に行っています」と晴美さん。しっかりと下処理することで、くさみが抑えられ、中まで均等に味が入り、塩角のないまろやかな干物になります。
こうして作られる商品は「商品が営業マンで、営業の必要がなかった」と晴美さんが話すほどで、銀座の百貨店にも並べられていました。しかし、その状況を一変させたのが東日本大震災でした。
二度の災害を経て、千佐喜さんが東京から帰郷
震災で同社では津波被害は免れたものの停電や凍結設備配管が破損。連絡手段も限られる中、物流の停止で出荷できない状態に。また、原発の風評被害にも悩まされ続けました。「一度売り場から抜けると、そこに戻るのはとても大変です」という晴美さんですが「待っていても何も始まらない」と商談会や講演会などに積極的に参加しました。
しかし、何とか前を向いて活動していた同社を襲ったのが2016年の台風10号。工場は1.3mほどの高さまで浸水し、設備機器が損壊。清掃だけでも1カ月の時間を要しました。「国の調査官には『まるで津波の後みたいだ』と言われました」と晴美さん。その状況を見て、メッキ会社の品質管理部門で働いていた千佐喜さんは帰郷することを決断しました。「私にも何かできるのではと思いました。『もう会社を畳もうか』という話もしていた両親を、『一緒にやらせてほしい』と半年ほどかけて説得し、正式に入社しました」。
前職で品質管理や分析を行っていた千佐喜さんは入社後、食品衛生管理規格のHACCP(ハサップ)に準じた衛生管理実施工場認定を取得するなど、生産現場や受注システムを整備。さらに「会社の顔が見えるように」とブランディングに取り組み、ホームページ、チラシやパンフレットなどを制作しました。
「弊社の手仕事のよさが伝われば」と千佐喜さん。晴美さんは「5人兄弟の中で一番意外な人が帰ってきたなと思ったのですが、これまでやれなかったことを形にしてもらえて、とても助かっていますね」と笑います。
ミクリードでは、2人が一緒に考えたという商品などを販売しているのでご紹介します。
ふっくらと仕上がる「かれいの煮つけを得意料理にするセット」
商品名のとおり、簡単な調理で本格的なカレイの煮つけを楽しめます。飾り包丁など、下ごしらえが済んだカレイを凍ったまま鍋に入れるだけなので、煮崩れの心配もなく、落とし蓋で蒸すように煮ることで、ふっくらと仕上がります。晴美さんは「残った煮汁にネギやささがきゴボウ、わかめなどを入れてもおいしいですよ」。
ほんのりピリ辛!「かれい明太」
やさしい味わいの「ヒレグロ」と、旨味の強い「宗八カレイ」の2種類のカレイを使用。手のひら大の一夜干しカレイに挟んだ明太は、ほんのりピリ辛で、焼くだけでご飯のお供やお酒の肴に。「家庭料理ですが、カレイに柚子胡椒やシソ味噌を挟んで、焼いたり、揚げ物にしていたんですよ」と晴美さん。千佐喜さんは「薄くて細いのでお弁当にもおすすめです!」と教えてくれました。
多彩な食べ方を楽しめる「温泉かれい」
晴美さんが「味を重視して身が薄いカレイにしたので、一番作るのが大変です」と苦笑するカレイの開き。フライパンやオーブントースターでさっと焼くだけで、エイヒレのような香ばしさに。北陸地方の温泉旅館で供されることから名付けられた「温泉かれい」ですが、その味は同社ならでは。千佐喜さんは「かれいに馴染みがない方にも食べやすく、みりん風の味付けにしました」と説明します。また、調理次第で食感が変わるのも魅力で、千佐喜さんのイチ推しは天ぷら。「とろふわの食感になり、キスの天ぷらのような上品な甘味になります」。
これからも、頑固にカレイ一筋を貫く
全国的に不漁が続き、原料が不安定になる中でも「私たちは頑固にカレイ一筋でやっていきます」という千佐喜さん。今後について「工場の環境を整備して加工度を高め、弊社にしか作れない付加価値の高い商品を手掛けていきたいです」と話します。そして、晴美さんは「カレイの干物は原料やつくり方でおいしさが変わる奥深い加工品です。これからもどこにニーズがあるのか探りながら、丁寧な商品づくりを続けていきます」と将来に向けて意気込みを語ってくれました。
青森県八戸武輪水産
【青森県産】鯖の中落ちジャーキー 3枚
【青森県産】鯖の中落ちジャーキー 3枚 商品番号:152050 価格:395円
青森県八戸港に水揚げされた油乗りの良いさばの「中落ち」部分を、柔らかくスパイシーなジャーキーに仕上げました。しっとりとしながら、甘辛い味付けで、臭みも全くなく、骨までまるかじりでき、お酒のお供にもピッタリな風味とサイズ感です。
【八戸前沖】骨まで柔らか焼きさば味噌煮(2尾) 1パック
【八戸前沖】骨まで柔らか焼きさば味噌煮(2尾) 1パック 商品番号:152046 価格:330円
青森県八戸前沖の鯖を軽く炙ってから味噌煮込みにしました。加圧加工をしており、骨ごと食べる事が可能な商品です。電子レンジ調理がおススメですが、湯煎でも提供可能です。
青森県八戸五戸水産
【三陸産】真いか軟骨醤油煮 500g
【三陸産】真いか軟骨醤油煮 500g 商品番号:152065 価格:1,180円
三陸産の真いか軟骨を、ほんのり生姜の香るかつおだしの効いた醤油だれで、ゴロっとそのまま炊きました。コリコリとした歯ごたえがたまりません。
焼きそばに入れても合います!
いか軟骨キムチ和え 500g
いか軟骨キムチ和え 500g 商品番号:152077 価格:1,180円
ブランチしたコリコリのいか軟骨を、シャキシャキと歯ざわりの良い白菜キムチと合わせました。
2022年9月掲載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!
2021年10月~12月連載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!
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酒類の取扱いについて
みりん・料理酒等の取扱いについて
酒類販売 管理者標識 |
販売場の名称 及び所在地 |
酒類販売 管理者の氏名 |
酒類販売管理 研修受講 年月日 |
次回研修の 受講期限 |
研修実施 団体名 |
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株式会社ミクリード 東京都新宿区西新宿2-3-1 |
守屋 賢邦(モリヤマサクニ) | 令和4年 8月26日 |
令和7年 8月25日 |
一般社団法人日本 ボランタリーチェーン協会 |
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国分グループ本社株式会社 東京都中央区日本橋1-1-1 |
西川 貴志(ニシカワタカシ) | 令和6年 5月16日 |
令和9年 5月15日 |
一般社団法人日本 ボランタリーチェーン協会 |
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酒類販売管理者標識 | 販売場の名称及び所在地 株式会社ミクリード 東京都新宿区西新宿2-3-1 |
酒類販売管理者の氏名 守屋 賢邦(モリヤマサクニ) |
酒類販売管理研修受講年月日 令和4年8月26日 |
次回研修の受講期限 令和7年8月25日 |
研修実施団体名 一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会 |
酒類販売管理者標識 | 販売場の名称及び所在地 国分グループ本社株式会社 東京都中央区日本橋1-1-1 |
酒類販売管理者の氏名 西川 貴志(ニシカワタカシ) |
酒類販売管理研修受講年月日 令和6年5月16日 |
次回研修の受講期限 令和9年5月15日 |
研修実施団体名 一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会 |