2021年は大変ご好評いただき有難うございました。 「珍しい産地物がお客様に好評だった」「メニューアピールがしやすかった」等、 多くの声を頂戴しており、2022年も引き続き同企画を継続開催させて頂く事になりました。是非、貴店のメニュー作りにお試しください。

東日本大震災の被災した被災地の水産加工業。復旧は進みつつあるものの、販路がなくなり商品を広く知っていただけない、食べていただけない。というお話をいただき、ミクリードのお客様にぴったりな商品を探してきました。
三陸・常磐のうまい水産加工品。ぜひお試しください。
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宮城県仙台三陸オーシャン

ほやっぴー

真ほや(海鞘) 姿はパイナップル、ほやの王様とも呼ばれ、肉厚な身と濃い旨みが特徴です。五味(甘味・塩味・酸味・苦味・旨味)全部味わえる珍食材!お酒との相性も抜群です。

【三陸産】ほやむき身(刺身用) 300g

【三陸産】ほやむき身(刺身用) 300g

【三陸産】ほやむき身(刺身用) 300g   商品番号:152460  価格:1,100円

鮮度抜群の朝獲れ三陸産ほやを徹底した鮮度管理の元で、むき身処理後、急速凍結をしました。お好みのサイズにカットして、お刺身・酢の物・天ぷら等におススメです。

唐揚げ

お好みのサイズにカットしてサクッと唐揚げにもおすすめです。

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【三陸産】殻付きボイルほや 300g

【三陸産】殻付きボイルほや 300g

【三陸産】殻付きボイルほや 300g   商品番号:152472  価格:1,100円

鮮度抜群の三陸産殻つきほやを昆布やお酒と一緒にボイルしました。殻を手で剥きながら食べる産地ならではの食べ方をお試しください。加熱すると、磯の香と旨みが濃くなり、よりお酒に合います。

炙り ペペロンチーノ

両面をさっと炙って殻からスルっと剥がしてどうぞ!お酒が進みます。ほやのペペロンチーノもおすすめです。

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【三陸産】へそほや(希少部位)(生食用) 120g

【三陸産】へそほや(希少部位)(生食用) 120g

【三陸産】へそほや(希少部位)(生食用) 120g   商品番号:152455  価格:820円

鮮度抜群の朝獲れ三陸産ほやを徹底した鮮度管理の元で、急速凍結をしました。「へそほや」とは、ほやの根元に近い部分で、肉厚ですっきりとした食感が楽しめる希少部位です。

カルパッチョ仕立て

カルパッチョ仕立てもおすすめです。

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【三陸産】ほや塩辛 200g

【三陸産】ほや塩辛 200g

【三陸産】ほや塩辛 200g   商品番号:152456  価格:1,100円

鮮度抜群の三陸産ほやを塩ベースの調味液に一晩熟成させ、塩辛に仕立てました。クセがなくジューシーで、プルンと弾ける様な食感の産地厳選ほやを堪能できます。

ほや塩辛じゃがバター

じゃがバターにトッピングしてもおすすめです。程よいアクセントになります。

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【三陸産】ほや串 5本

【三陸産】ほや串 5本

【三陸産】ほや串 5本   商品番号:152463  価格:1,060円

三陸産(宮城県)のほやをボイルし、串打ちした珍しいほや串です。焼く事で甘みが増し、貝にもホルモンにも似た様な食感が感じられます。

塩焼き

さっと塩を振って焼くとGOOD!

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-三陸オーシャンをもっと詳しく!-“ほやおやじ”が、ほやの魅力を全国へ発信!「三陸オーシャン」

三陸産ほやの加工食品の開発・販売を手掛ける、仙台市の「三陸オーシャン」。同社の代表取締役を務め、人生をほやにかける“ほやおやじ”こと木村さんに、その奥深い魅力、ほや嫌いの人にも一度味わって欲しい商品をご紹介いただきました。

全国シェア8割を占める三陸・宮城のほや

ほやが育つ三陸沖
ほやが育つ三陸沖

世界三大漁場の一つ、三陸沖を控える宮城県は「海のパイナップル」ともいわれるほやの生産量で全国トップ。実に国内の約8割を占めており、その大部分は養殖されたものです。
ほやは、5つの味覚「甘味・塩味・苦味・酸味・旨味」がそろい、タウリンやグリコーゲンなどの栄養を豊富に含んだ珍味として、現地では古くから親しまれてきました。しかし、他の地域では敬遠されることが多い食材でもあります。その“誤解”を解き、ほやの“本当”のおいしさを広げようと活動している、三陸オーシャンの代表取締役・木村達男(きむら たつお)さんに話を伺いました。

ほやに特化した水産加工会社「三陸オーシャン」

三陸産を中心としたほやの加工食品の開発・販売、ほや専門店のプロデュースなどを手掛ける「株式会社三陸オーシャン」。同社を2005年に立ち上げた時、木村さんは53歳。それまでは保険会社に勤務していました。「家族も友人も大反対でした。しかし、これからの人生は好きなことをしようと食に関する仕事を模索し、ほやに大きな可能性があると感じました」。

木村達男 代表取締役
木村達男 代表取締役

木村さんが感じるほやの魅力の一つが、酒との相性。「ほやについて調べている時に、気付いたことがあるんです」と経験談を語ってくれました。「仙台の居酒屋でお客さんを見ていると、ほやをつまみ、酒を飲んだ後、ほとんどの人が目をつぶっていたんです。まさに夢見心地といった感じでした」。さらに、ほやの産地でもある石巻・牡鹿半島出身の木村さんが幼い頃、周りの大人たちが「今日はほやがあるから、酒は安物でいい」と話していたという思い出、ほやを食べるために日本兵が脱走したというエピソードなども披露してくれました。

ほやは苦手な人が多い食材。木村さんがその大きな理由として考えているのが、生食が一般的だったこと。ほやを昔から食べていた地域では、新鮮なうちに生で食べることが当たり前で、市場でも生ほやの流通が圧倒的。しかし、鮮度が落ちたほやには、独特の臭みが発生してしまいます。
そこで三陸オーシャンでは鮮度管理を徹底。早朝に獲ったほやを海水で生きたまま運送、加工場では雑菌の繁殖を防ぐ”滅菌海水”を浴びせながら内臓処理し、最後に真水で洗浄、急速冷凍します。
これにより同社の商品では臭みがない、とれたての味わいを実現しました。木村さんは「ぜひ、弊社の商品をほやのおいしさを知る入り口にほしいですね」と話しました。

震災から立ち上がり、仲間とともに「宮城ほや協議会」を発足

三陸オーシャンの起業から数年、商品は徐々に評判を呼び、販路が拡大。木村さんが「さらに販路を広げよう」と意気込んでいた矢先、東日本大震災が発生し、ほやの養殖網や作業場などが流失してしまいました。「もう会社を畳もうかとも思いました。しかし、ほや漁師の方が呆然としている姿を見て『この人たちのためにも、もう一度がんばろうと決意しました」。その想いを胸に、ほや以外の商品を売ることで会社を「何とかをつなぎ止めた」と木村さん。2015年からは、ほやが収穫できるようになり、商品化も再始動しました。

これまでイベントなどで商品を試食した人々の反応は上々で、東京の日比谷公園で行われた「2018年魚河岸祭り」では、4日間述べ5,000人に「三陸殻付ボイルほや」を振る舞ったところ、ほとんどの人が「おいしい!」と目の前で口にしたそう。この反応に木村さんは「『これはいける!』と、ほやの可能性を確信しました」と振り返りました。

さらに、かねてより関係者が一丸となって、ほやの鮮度管理に取り組む必要性を感じていた木村さんは、2021年、仲間とともに「宮城ほや協議会」を発足させ、副会長に就任。メンバーと手を合わせて、宮城県産ほやのブランド化、普及に尽力しています。

ほやのフルコースが堪能できる「ほやゼミ食堂」

木村さんは自ら腕をふるい、ほやを使った料理をフルコースで提供する「ほやゼミ食堂」を自宅で開催しています。「どんな食材に合うのも、ほやの魅力です。おいしい料理を味わっていただきながら、ほやについて学んでもらっています。みなさん、帰る頃には立派なほやの伝道師になっていますよ」。

コースでは10品ほどが提供されますが、「その10倍以上は試作を重ねています」という木村さん。今回は、実際にさまざまな味を試した経験から誕生した商品を紹介します。

ほや嫌いの人もおいしさに驚く「三陸殻付ボイルほや」

ほやを殻が付いたまま、大きな釜でじっくりと塩ボイル。大量の殻から出た、たくさんの出汁が豊かな風味を引き出されます。自身の手で殻から身を剥がす体験も楽しみの一つ。解凍後そのまま食べられますが「温めると、より一層おいしくなる」と木村さん。「お客さんの前で小さなコンロなどで湯気が出るくらい温めると、シズル感もあって大変喜ばれますね。ほやごはんも好評ですね」。

三陸殻付ボイルほや
三陸殻付ボイルほや
三陸殻付ボイルほやのほやごはん
三陸殻付ボイルほやのほやごはん

一つから一切れしか取れない希少部位「三陸へそほや」

へそほやとは、ほやの根元を切り落としたもの。一つのほやから一切れだけとれる希少部位で、雑味がなく、すっきりとした味です。塩味が薄くついているので、解凍後はそのまま刺身で。木村さんのほやゼミ食堂ではカルパッチョとして提供し、大好評。その他に軍艦巻きなどにするのもおすすめです。

へそほや
へそほや
へそほやのカルパッチョ
へそほやのカルパッチョ

日本酒と相性抜群!「三陸ほや塩から」

ほやを使った料理の定番で、ファンも多い塩から。そのまま「塩から」と日本酒で一杯!「く~っ!」と思わず目を閉じてしまう、味わい深い一品です。クラッカーにチーズとのせたカナッペはパーティーの軽食などにも。

三陸ほや塩からのカナッペ
三陸ほや塩からのカナッペ

「宮城に来たら、ほや」となる日を目指して

これまでほやの魅力の発信に努めてきた木村さんは「ようやく、おいしさを伝える基礎ができたところです」と現状を表し、将来について語りました。「仙台名物の牛たんのように、地域にたくさんのほや屋があるようにしたいですね。そして、いずれは『宮城に来たら、ほやでしょ!』と言われるくらいの文化にしたいと思っています」。

最後にミクリードをご覧の方へメッセージをいただきました。「何にでも合う食材なので、店の得意分野に活用できます。また、まだ取り扱っている店も少なく、オリジナルの名物にもなります。ほやについて知っていただき、色々な料理で使ってもらいたいですね。そうすればリピーターを生むほど力のあるメニューになるはずです!」。三陸オーシャンのHPには、商品を使ったレシピが満載。ほやが初めての方も苦手な方も、ぜひ、ほやおやじが人生をかける味わいをお試しください。

ほや商品製造工程の工場動画はこちら>>
三陸オーシャンHPはこちら>>
ぜひご覧ください。

2022年9~10月掲載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!

2021年10月~12月連載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!



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