東日本大震災の被災した被災地の水産加工業。復旧は進みつつあるものの、販路がなくなり商品を広く知っていただけない、食べていただけない。というお話をいただき、ミクリードのお客様にぴったりな商品を探してきました。
三陸・常磐のうまい水産加工品。ぜひお試しください。
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福島県いわき市丸源水産食品

【常磐産】特大めひかり縄文干し 5尾

縄文干しとは:-3℃の低温冷蔵庫で無添加の調味液に一晩漬け込み、灰汁を抜く事で、魚本来の旨味を凝縮。日陰でしっかりと干し上げた干物です。

縄文干し目光特大

【常磐産】特大めひかり縄文干し 5尾  商品番号:152002  価格:970円

1尾約30gと大ぶり。稀少性高いめひかり!
常磐沖で獲れた、市場に出回らない貴重な特大サイズのめひかりを、縄文干しにしました。解凍後のドリップもほぼ無く、焼くと表面はパリッと、身はしっとりふっくらと仕上がります。天ぷらや素揚げ調理も美味です。

縄文干し目光特大 縄文干し目光特大

「特大めひかり縄文干しの柔らか焼き」や、「特大めひかり天ぷら」などとして提供いただけます。

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-「縄文干し」についてもっと詳しく!-丸源水産食品の古代食「縄文干し」へのおもい

「常磐もの」として、水産品のブランドとしての地位を築いたいわき市には、遠い昔より浜の人々に愛され、そして食べ伝えながら、商品として流通しなかった雑魚や小魚がたくさんあります。
「縄文干し」は、そんな雑魚や小魚でも「素朴な味で美味しいのにもったいない」という想いから、魚を住居内の上部など風通しの良いところに吊るして日陰で干し上げ、保存食にしていた縄文人の知恵から誕生しました。
丸源水産食品では、古代食「縄文干し」で食卓を豊かにすることを目指しています。
現代人の食生活は変化が激しく、特に小骨のある魚が敬遠されがちですが、いわきの浜で採れた魚や小魚を上干物として、素朴な味わいや心に残る味をお子様から大人の方まで味わっていただきたいと思います。 ぜひ一度ご賞味ください。

縄文干しの美味しい食べ方

調理する4-5時間前に自然解凍してから焼いてください。大きな魚は料理鋏などで小さく切ってから、弱火でゆっくり炙ってください。 また、うす塩の干し物で荷崩れしにくいので、鍋や汁物に入れてもいいですし、フライパンで弱火で蒸し焼きにしても美味しくお召し上がりいただけます。

縄文干しはてんぷらや唐揚げにしても美味しい!

縄文干しはよく乾いている干し物なので、炙って食べても美味しいですがてんぷらや唐揚げでも美味しいです。 水分が少ないので、油もはねにくいです。。

宮城県石巻瀧口商店

【宮城県産】ボイルあかもく 250g

ボイルあかもく

【宮城県産】ボイルあかもく 250g   商品番号:152005  価格:340円

石巻万石浦湾で獲れたあかもくです。強力なねばりとシャキシャキの食感、豊かな磯の香りが魅力のスーパーフード海藻です。ミネラルを初め、食物繊維、プリフェノールなど美味健康食として注目されています。

ボイルあかもく ボイルあかもく

「あかもくTKG」や湯葉にトッピングして小鉢もお使いいただけます。

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【宮城県産】あかもく松前 250g

あかもく松前

【宮城県産】あかもく松前 250g  商品番号:152022  価格:390円

石巻万石浦湾で獲れたあかもくに、三陸産わかめと、北海道産のいか、昆布などを入れて味付けをしました。ごはんに合いますが、刺身用の貝や魚と合わせても、美味しいつまみになります。

あかもく松前 あかもく松前

「あかもく松前ミニ丼」として、サーモン・白身魚と和えて、ばくだん風にも。

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青森県八戸五戸水産

-五戸水産をもっと詳しく!-新しい美味しさへ挑む、老舗加工会社「五戸(ごのへ)水産」

1938年創業の老舗でありながら、次々と新商品を生み出している青森県八戸市の加工会社「五戸水産」。そのアイデアの秘訣や地域の食材への思いについて紹介します。

3つの海流が交わり、多種多様な魚介が集まる八戸前沖

青森県の南東部に位置し、太平洋に面する八戸市は国内屈指の水産都市。八戸前沖には南から北上する黒潮、千島列島に沿って南下する親潮、日本海から津軽海峡を超えて流れ込む対馬海流が交わり、さらに水深1,000m以上の深海があることから、八戸港には四季を通じて多種多様な魚介類が水揚げされます。 特に全国有数の水揚げ量を誇るイカやサバなどは、その美味しさが広く知られ、加工の技術も大きく発展しました。

八戸漁港
八戸漁港 四季を通じて多種多様な魚介類が水揚げされる。

八戸一筋。元気な“イカの箱入り娘”五戸さん

五戸水産では八戸港で水揚げされるスルメイカを中心に、原料の仕入れから加工、製品化までを一貫して手掛けています。今回、会社や商品のことを伺ったのは代表取締役の五戸睦子(ごのへ むつこ)さん。同社のモットー『元気です!五戸水産 一品入魂』を体現するような明るい表情で答えてくれました。

「生まれてから今まで八戸一筋です。」という五戸さんは、五戸水産を営んでいた両親の手伝いとして、5歳頃には電話番などを担当していました。「母も働いていたので、2歳頃には作業用の箱の中にイカと一緒に入れられていたみたいです。まさに箱入り娘ですね」と笑います。

その後も会社を手伝い続け、中学生の頃には帳簿付けまで任せられるほどに。高校卒業後は会計事務所で物流や経理などを学んだ後、20歳で五戸水産へ入社。先代であるお父様のサポートを受けながら男性ばかりの八戸魚市場の競りに参加するなど、さまざまなノウハウを吸収する日々を送り、45歳の時、お父様の急逝により社長に就任しました。

五戸睦子社長
幼少期より五戸水産と育った五戸睦子社長

主婦の視点を活かし、手軽で美味しい商品を開発

水産加工業としては珍しく、女性の従業員が多い五戸水産。その特徴は商品づくりにも反映されています。元々、主に一次加工品を製造していた同社ですが、五戸さんは二次加工品の本格的な製造に乗り出すことを提案。その際に大きな助けとなったのが、女性従業員たちのアイデアや技術力でした。

「私もそうですが、主婦として家庭で料理を作る人が多かったんです。その視点を活かし、簡単に調理できて美味しく、しっかりおかずとなるものなどを皆で考えました。昼にお弁当を食べながら話したことが商品に繋がったこともあります。大変なこともたくさんありましたが、皆の打たれ強さに助けられましたね」

さらに五戸さんが自らの「師匠」と呼ぶ函館の珍味加工のスペシャリストや青森県産業技術センターのアドバイスを受けながら商品開発に励み、ハード面では工場の機械や検査機なども充実させました。こうして出来上がった「いかそぼろ」や「いかあられ」といった人気商品は、忙しい飲食店や個人のお客様に喜ばれています。

ちなみにネットショップの一番人気は「塩干するめ」。昔ながらの味には高齢のリピーターも多く、感謝や感想を伝えるために電話をかけてくる方もいるそうです。「従業員の皆も話が上手いので、つい長電話になっちゃうんですよね」と五戸さん。「ただ、そこまでして気持ちを伝えてくれるのは本当に嬉しいですね」と微笑みました。

希少な地魚や未利用魚など、八戸の海の恵みを全国へ

「漁師さんが頑張って獲ってくれた魚なら、どんなものでも捨てることなく活かしたいですね」と話す五戸さんは、大きさや形が不揃いなイカ、スケトウダラ、カレイなどの未利用魚の取り扱いにも積極的です。

「流通に乗らないものでも美味しい魚介ばかりなので、ぜひ全国の人たちに食べてもらいたいですね。八戸ならではの魚といえばドンコ(エゾイソアイナメ)も絶品です。深海魚なので姿はすごいのですが白身でクセがなく、本当に美味しいので一度食べたらファンになりますよ」

毎日のように試作を繰り返し、まだまだ新しい商品のアイデアがあるという五戸さん。「これからも従業員の皆と、失敗を恐れずにチャレンジしていきたいですね!」と、最後まで元気に意気込みを語ってくれました。

2022年9月掲載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!

2021年10月~12月連載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!



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