東日本大震災の被災した被災地の水産加工業。復旧は進みつつあるものの、販路がなくなり商品を広く知っていただけない、食べていただけない。というお話をいただき、ミクリードのお客様にぴったりな商品を探してきました。
三陸・常磐のうまい水産加工品。ぜひお試しください。
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福島県相馬市株式会社 マルリフーズ
【福島県松川浦産】冷凍あおさのり 100g
【福島県松川浦産】冷凍あおさのり 100g 商品番号:152047 価格:210円
福島県松川浦産のあおさのりを生のまま冷凍しました。天ぷら、玉子焼き、パスタ、あんかけ、酢の物等、色々な料理にアレンジをし、芳醇な磯の香りをお楽しみください。
-マルリフーズをもっと詳しく!-安全・安心を追求し、相馬から世界へ。「マルリフーズ」
業界トップクラスの異物除去技術や日々の取り組みで、食材の安全性を追求する「マルリフーズ」。震災後の風評被害から信用を回復するまでの同社の歩みや、磯の豊かな風味が楽しめる「松川浦産冷凍あおさのり」について紹介します。
品質の高さが評判。あおさの一大産地・松川浦
福島県相馬市にある松川浦は日本百景に選定されている景勝地で、古くは万葉集にその美しさが謳われ、江戸時代には藩主の行楽地にもなりました。
松川浦は砂州によって海と隔てられた潟湖(せきこ)のため、波が穏やかで、あおさの養殖に最適。松川浦で育まれたあおさは香りがよく、色味も鮮やか。国内有数の養殖地として知られています。
2011年の東日本大震災では松川浦漁港をはじめ、養殖施設、加工施設などが大きなダメージを受けました。それでも人々は水産業の復興に向けて尽力し、2018年に松川浦漁港では7年ぶりに出荷を再開。試験操業ということもあり、あおさの水揚げ量は震災前の10分の1ほどですが、2021年には本格操業へ向けた拡大操業を開始するなど、着実に歩みを進めています。
業界トップクラスの異物除去技術を誇る「マルリフーズ」
あおさの養殖に使う、たくさんの小型船が停泊する松川浦内の岩子漁港。そのすぐそばに、あおさの加工を手掛ける株式会社マルリフーズはあります。
今回は代表取締役社長の稲村利公(いなむら としひろ)さんと総務部部長の阿部純也(あべじゅんや)さんに話をうかがいました。
「安全・安心なものを、安定して供給することを大切にしています」と稲村さんが話すとおり、同社は早くから安全性を重視してきました。
その契機となったのは、18年ほど前。稲村さんが会社を継ぐために、東京から戻ったことでした。「当時は、東京との安全に関する意識の差に驚きましたね。『自然のものなんだから、異物が入っていて当たり前』という風潮で、このままでは消費者から見向きされなくなると危機感を覚えました」
その後、稲村さんは浜名湖や愛知、三重、鹿児島といった全国のあおさの産地を巡って研鑽を積み、さまざまな機械を組み合わせるなど独自の洗浄手法を考案。その結果、目には見えない異物まで除去することが可能になり、業界トップクラスの異物除去技術を誇るまでになりました。
以前は、黒のりの専門業者に務めていた阿部さんは「あおさは異物が入りやすい原料なので、ここまで除去できる技術に驚きました」と語ります。
その技術の高さは、同社で加工された商品を味わえば明らか。ツンとした匂いや雑味がなく、鼻をすっと抜けるような磯の爽やかな風味が感じられます。
震災から10年、取り戻した信用をさらに高めるために
震災では工場が全壊するなどマルリフーズも甚大な被害を受けましたが、稲村さんは「工場や設備は何とかなると思っていました」と振り返ります。「実際に1年後に工場は復旧しました。ただ、原発事故に伴う風評被害についてはどうしようもありませんでしたね」
地域のあおさが流され、原料がなくなった同社。稲村さんは原料を分けてもらうために国内の産地を回りましたが、断られる日々が続きました。
そこでマルリフーズでは震災から2021年3月までの10年間、商工会議所での放射能検査に加え、サーベイメータによる空間線量測定を毎日実施し、安全性を証明。さらに松川浦と他地域の生産ラインを分けるなど管理を徹底することで、3年後にようやく愛知県産のあおさを仕入れることができました。
「信用を取り戻すのは大変でしたが、失うのは一瞬です。これまで一度も問題が出なかったことから検査回数は減らしましたが、今後も安全性を高めるための改良は重ねていきます」と稲村さん。
実際に同社では、新たな異物除去設備を試作中。阿部さんは「すぐに完成するものではありませんが、圧倒的に優れた商品を作るために挑戦し続けていきます」と語りました。
生の状態で素材の風味が堪能できる「松川浦産冷凍あおさのり」
マルリフーズの技術の粋が詰まった商品が「福島県松川浦産冷凍あおさのり」。水洗いの必要もなく、流水で解凍するだけで松川浦産あおさの豊かな風味や美しい色合いを楽しむことができます。
あおさは味付けされていないため素材の味はそのままに、和洋ジャンルを問わず、多彩なメニューに使用できます。定番の天ぷらや味噌汁の具、出汁巻き卵をはじめ、蕎麦や素麺のつけだれに入れると、さっぱりとしたおいしさに。パスタのボンゴレなどに加えれば見た目も鮮やかになり、磯の風味が料理を引き立ててくれます。
あおさには脂肪の吸収を抑える効果がある と言われているので、焼き肉や揚げ物と一緒に摂るのもおすすめです。チヂミやピザなどにも合いますよ」と稲村さん。阿部さんは「あおさを生の状態で味わえる商品は珍しいと思います。これまでと一味違ったメニューを作ることができるのではないでしょうか」と続けました。商品は無添加・無着色で、お子さまから高齢者まで誰でも安心していただけます。
「使い方のアイデアを一言でもお寄せいただければ、我々や生産者、そして地域の励みになります。100gと使い切りやすいサイズなので、ぜひ一度試していただけるとありがたいですね」と稲村さんは期待を寄せます。
「あおさで世界のトップに」。地域の復興にかける想い
近年の健康志向の高まりを受け、国内はもとより海外からも注目されている海藻類。マルリフーズでは食品衛生管理規格であるHACCP(ハサップ)認証と同等の規格である「JSF-B」規格を取得するなど、東南アジアや欧米へ展開する体制を整えています。
「『相馬から世界に通用するもの』をという姿勢で商品づくりに励んでおり、あおさの分野ならトップに立てると信じています」と稲村さん。その根底にあるのは漁師の高齢化・後継者不足など、多くの課題を抱える地域の水産業や復興にかける想いです。
「我々がロールモデルとして成功できれば、その動きが波及し、地域の活性化に繋がるはずです。あおさを世界で広めることで水産業の発展、相馬や福島の復興に貢献していきたいと思っています」
宮城県気仙沼市大弘水産
創業以来、長年培った技術と製法で、主に三陸産原料を中心に加工しており、他にはないような商品作りも常に試作・研究を続けています。
お客様により喜んでいただけるような商品づくりを心がけ、産地・三陸気仙沼から、皆様に「旨いっ!」と言っていただける商品をお届けしていきます。
過去、「農林水産大臣賞」「水産庁長官賞」「主婦大賞」などをはじめ、取り扱い商品においてさまざまな賞を受賞しております。
【三陸産】炙り寒さばのスモーク生ハム 1枚
【三陸産】炙り寒さばのスモーク生ハム 1枚 商品番号:152055 価格:400円
脂の乗った三陸産秋さば(寒サバ)を使用し、調味後、桜チップで香り豊かなソフト食感に燻し上げ、香ばしく表面のみ炙り加工をしました。まるで香ばしい「さばの生ハム」のような冷薫加工が後引く旨さです。
宮城県石巻市ヤマト水産冷凍(株)
ヤマト水産冷凍株式会社は、三陸・石巻市で半世紀にわたり三陸産の魚を使用した商品を製造し続ける水産加工会社。
現在は世界三大漁場のひとつ三陸金華山沖で水揚げされた「真イカ」の商品を中心に製造販売を行っている。
三陸産の「真イカ」を提供し続けることを使命に、今後もお客様のニーズにあった商品をお届け。
【三陸金華山沖】特大スルメイカつぼ抜き 1kg
【三陸金華山沖】特大スルメイカつぼ抜き 1kg商品番号:152028 価格:1,810円
良質な漁場で有名な三陸金華山沖産の特大するめいかを使いやすくつぼ抜き処理をしました。旨味の濃い、肉厚な「いか焼き」がインパクトも有り、お客様に差別化メニューとしても、イベントメニューにも最適です。
【三陸金華山沖】するめいか軟骨 1kg
【三陸金華山沖】するめいか軟骨 1kg 商品番号:152051 価格:990円
世界でも良質な漁場で有名な三陸金華山沖産のするめいかの軟骨を使いやすくバラ凍結にしました。唐揚げ、天ぷら、炒めものなどコリコリとイカの旨味を生かした料理に最適です。
青森県八戸五戸水産
【三陸産】真いか軟骨一夜干し 500g
【三陸産】真いか軟骨一夜干し 500g 商品番号:152016 価格:780円
三陸沖で水揚げした新鮮なするめいかの軟骨に塩を振り、旨味を引き出すように一夜干しにしました。酒のアテに、そのまま焼いても、炒め具材としても絶品です。
【三陸産】真いか軟骨唐揚げ 500g
【三陸産】真いか軟骨唐揚げ 500g 商品番号:152021 価格:1,180円
三陸沖で水揚げした新鮮な大型サイズの真イカの軟骨を唐揚げ粉をまぶして、バラ凍結にしました。食感も良いので、お酒の逸品としておススメです。
2022年9月掲載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!
2021年10月~12月連載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから!
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みりん・料理酒等の取扱いについて
酒類販売 管理者標識 |
販売場の名称 及び所在地 |
酒類販売 管理者の氏名 |
酒類販売管理 研修受講 年月日 |
次回研修の 受講期限 |
研修実施 団体名 |
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株式会社ミクリード 東京都新宿区西新宿2-3-1 |
守屋 賢邦(モリヤマサクニ) | 令和4年 8月26日 |
令和7年 8月25日 |
一般社団法人日本 ボランタリーチェーン協会 |
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国分グループ本社株式会社 東京都中央区日本橋1-1-1 |
西川 貴志(ニシカワタカシ) | 令和6年 5月16日 |
令和9年 5月15日 |
一般社団法人日本 ボランタリーチェーン協会 |
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酒類販売管理者標識 | 販売場の名称及び所在地 株式会社ミクリード 東京都新宿区西新宿2-3-1 |
酒類販売管理者の氏名 守屋 賢邦(モリヤマサクニ) |
酒類販売管理研修受講年月日 令和4年8月26日 |
次回研修の受講期限 令和7年8月25日 |
研修実施団体名 一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会 |
酒類販売管理者標識 | 販売場の名称及び所在地 国分グループ本社株式会社 東京都中央区日本橋1-1-1 |
酒類販売管理者の氏名 西川 貴志(ニシカワタカシ) |
酒類販売管理研修受講年月日 令和6年5月16日 |
次回研修の受講期限 令和9年5月15日 |
研修実施団体名 一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会 |