チョリソー=辛いソーセージではない?
実食レポート付き「夏チョリソー」の選び方

夏に食べたい辛いチョリソー。でもチョリソーって本来は「辛いソーセージのことではない」って知っていましたか?そんなチョリソーを実食レポートとともに8種類ご紹介します。
チョリソーは、スペイン生まれのソーセージ
生ハムがおいしいことで有名なスペインですが、チョリソーもスペインが生んだ有名なソーセージです。スペイン流のソーセージは、挽き肉を使わず粗切りに刻んだ肉を使うため、とても肉感の強いのが特徴です。また燻製工程はなく、スパイスや調味料を合わせて腸詰にして、乾燥させて作ります。
チョリソーは辛いソーセージではなかった
スペインでもチョリソーは辛そうな赤い色をしていますが、これはパプリカによるもので、唐辛子で辛くしているのではありません。パプリカはスペインチョリソーに味の深みと色を持たせるために欠かせませんが、辛みをつけるものではないのです。ちなみにチョリソー(chorizo)の語源は、ラテン語の「しょっぱい」という言葉で、辛いという意味はありません。
チョリソーはいつから辛くなったのか
チョリソーが辛くなったのは、16世紀に中南米に伝わってから。現地の食文化と融合し、メキシコなどで辛いパプリカ(つまり唐辛子)を使用した辛いチョリソーが作られるようになります。日本にはスペインからではなく、メキシコの唐辛子輸入とともにこの「中南米版のチョリソー」入ってきたため、「チョリソー=赤くて辛いソーセージ」というイメージができあがったのです。
辛さ重視ならこの2つ!ビールがはかどる辛いチョリソー

ウマ辛あらびきチョリソー(ハバネロ入り) 350g
辛さ
肉々感
皮パリ度
ハバネロを配合したあらびきのチョリソーです。しっかりした辛味があり、お酒との相性が抜群です。皮はコラーゲンケーシングを使用しています。
試食レポート
食べ始めからじんわりとした辛さが始まり、すぐにヒリヒリするような刺激に変わってきます。尖ったような鋭い辛味ではあるのですが、どこかしらすっきりした爽やかな辛さ。いつまでもあとを引くことなく、スッと抜けてくれるので、また食べたくなってしまいます。この辛味の変化は、熱いうちに食べてこそなので、ぜひ熱々のチョリソーで冷たいビールを楽しみましょう。肉質は、粗挽きながらも旨みのある肉汁がジューシーなのでなめらかな印象です。

ハバネロウインナー 5本入×3袋
辛さ
肉々感
皮パリ度
辛さの王様ハバネロを使用した、粗挽きジューシーなウインナーです。
試食レポート
ハバネロということで、もしかして罰ゲームのような辛さ?と覚悟していましたが、そういうチョリソーではなく、ちゃんとおいしい辛さのチョリソーでした。ひとくちめからちゃんと辛くてハーブが香り、すっきりした辛さが続くような感じ。ひりひりヒーヒー痛くなるような辛さではないので味覚が麻痺することなく、粗挽き肉の旨みを味わいながら、ちょっと長めの1本をおいしく食べきることができます。
じわじわ熱くなる!辛すぎず食べやすいバランスタイプならこの2つ

辛口チョリソー 6本
辛さ
肉々感
皮パリ度
ピリッとした辛味が後をひく辛口チョリソーです。ジュワッとした肉の旨味とパリッとした皮が魅力的な逸品です。1パック6本入りと使いやすい個食パックです。
試食レポート
じわじわ熱くなってくるような辛さ。極端に辛さばかりを前に押し出さずに、辛さと肉感と皮パリのバランスがとれた、ちゃんと辛いのに全体としてマイルドな印象がします。皮の歯切れはとても軽く、ソフトでみずみずしい肉質に、じんわり系の辛さがよく合っています。辛さで他の料理の味がわからなくなってしまうこともなさそうです。

ファイヤーBOOウインナー(ピリ辛) 1kg
辛さ
肉々感
皮パリ度
肉の挽き目を、最大10㎜にした「超」あらびきのソーセージで、肉々しい食感とジューシーさが特長です焙煎唐辛子とブランデーを使用し、味わい深い辛さに仕上げたピリ辛タイプのポークウインナーです。天然腸を使用しており、食べたときのパリッと感をお楽しみいただけます。
試食レポート
辛さだけで作らない、バランスのいい辛うまさに作られたチョリソーだと思います。この中ではピリ辛タイプとしましたが、しっかりと辛さはありますし余韻もあります。強くないけど深みのあるコクがある辛さ、という感じ。焙煎唐辛子とブランデーを使っているそうですよ。じんわりした辛さの肉汁があふれ、ほぐれる粗挽きの肉感が楽しいチョリソーです。
肉々しさや肉汁を楽しみたいならこの3つ!肉感あふれるチョリソー

ハバネロウインナー 5本入×3袋
辛さ
肉々感
皮パリ度
辛さの王様ハバネロを使用した、粗挽きジューシーなウインナーです。
試食レポート
粗挽きソーセージらしい歯触り、ハーブの香りを感じる1本です。「ひとかじり分」の皮と肉のバランスがちょうどよくて、強い皮の歯ごたえと肉の粗挽き感の相乗効果を感じます。 肉汁はそれほど多くなくて、肉をかみしめるとともに辛みとうまみが出てくるタイプ。むしろかみしめてうまみと辛さを感じるための粗挽き度なのだと思います。

【岩手県産】 粗挽き豚チョリソーウインナー 4本
辛さ
肉々感
皮パリ度
岩手県産の豚肉を使用した粗挽きのチョリソーです。肉粒感と程良い辛さがお酒と好相性です。
試食レポート
5mmの粗さで挽いた岩手豚を詰めているそうで、ぎしっと肉が引き締まった、ゴリゴリした歯ごたえのチョリソーです。肉汁は少なめで生サラミやカルパスに近いニュアンスもありますね。
しっかりとした辛さもちゃんとあって、肉をかみしめるほどにじわっじわっと辛さが出てくる感じです。冷めるとより固めに締まってしまうので熱々でお楽しみください。

ファイヤーBOOウインナー(ピリ辛) 1kg
辛さ
肉々感
皮パリ度
肉の挽き目を、最大10㎜にした「超」あらびきのソーセージで、肉々しい食感とジューシーさが特長です焙煎唐辛子とブランデーを使用し、味わい深い辛さに仕上げたピリ辛タイプのポークウインナーです。天然腸を使用しており、食べたときのパリッと感をお楽しみいただけます。
試食レポート
軽く歯を当てただけで皮がパッとはじけ、すぐさまじゅわっと肉汁が広がるチョリソーです。全体としては皮も肉もやわらかい印象ですが、それは肉汁によって肉のほぐれ感がいいからで、粗挽きの肉感はしっかり感じ取れます。
辛さばかりが前面に立たないバランスのいい辛うまさに作られたチョリソーだと思います。コクを感じるのは、焙煎唐辛子とブランデーを使っているから、だそうです。
油断は禁物!まろやかチーズに隠された鋭い辛さ

チーズ入りチョリソー 6本
辛さ
肉々感
皮パリ度
ピリッとした辛さのチョリソーにダイス状のチーズを練り込みました。辛さとチーズのまろやかさがお酒に合う一品です。
試食レポート
温まってソース化したチーズが肉汁とともにはじけて出てきます。まろやかなチーズの味に油断していると、それまで隠れていた鋭い辛さが一気にほとばしります!辛い刺激をダイレクトに感じたかと思えば、チーズが辛さを緩和してくれたり、口の中の味覚が忙しく変化する魅力的なチョリソーです。
夏のドッグはチョリソーで!サ飯・フェス飯におすすめ

ロングチョリソー(ホットドッグ用) 10本」
辛さ
肉々感
皮パリ度
ホットドッグ用に最適なロングタイプのピリ辛チョリソーです。皮は天然羊腸を使用し、パリッとした食感に仕上げました。
ひと味もふた味も違う!生チョリソーのうまさ

生チョリソー 500g
辛さ
肉々感
皮パリ度
香辛料にこだわったスパイシーな非加熱のチョリソーです。生ソーセージならではのジューシーさとピリ辛味がお酒と好相性です。
試食レポート
粗刻みの肉の存在感があって、でも固まりではなくやわらかくほぐれるようなチョリソーです。生チョリソーならではの肉汁感もたっぷりです。やわらかな甘みとハーブの香りをさわやかに感じ、そこに控えめな辛さがアクセントとして効いていて、ソーセージというより肉料理のようなチョリソーです。調理の際に油や湯に出る旨みもぜひ活かしてほしいです。
ソーセージの原材料に「腸」が書かれていない?
パリッとした皮の歯ごたえが楽しいソーセージ、そのほとんどに羊の腸が使われています。でも原材料表示を見ても羊は入っていません。実は食品としてのソーセージは中身だけ。皮はソーセージを製造するための包装(ケーシング)として扱われているので、原材料表示の対象ではないのです。
時代の変化とともに、「アレルゲン表示にもかかわるのだから皮も原材料として扱うべきでは」という意見も出始めています。
今回の記事で紹介した商品
酒類の取扱いについて
20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されており、20歳未満の方に対して販売はいたしません。
みりん・料理酒等の取扱いについて
掲載商品名頭に「L」のつく商品につきましては、弊社の酒類販売媒介業免許に基づき、弊社が国分グループ本社株式会社の販売する酒類商品の注文を取次ぎます。
酒類販売
管理者標識
販売場の名称
及び所在地
酒類販売
管理者の氏名
酒類販売管理
研修受講 年月日
次回研修の
受講期限
研修実施
団体名
株式会社ミクリード
東京都新宿区西新宿2-3-1
守屋 賢邦
(モリヤマサクニ)
令和7年 6月18日
令和10年 6月17日
一般社団法人日本
ボランタリーチェーン協会
国分グループ本社株式会社
東京都中央区日本橋1-1-1
西川 貴志
(ニシカワタカシ)
令和6年 5月16日
令和9年 5月15日
一般社団法人日本
ボランタリーチェーン協会