
飲食店のデザート・締めの一品に対する意識に関する調査
デザートや「締めの一品」への意識、30代と40代で違いはあるのか?
食事の最後に、デザートや「締めの一品」を頼むかどうか。
「デザートまでがコース」と考える人もいれば、メインを食べ終えたらそこでごちそうさま、という人もいます。
では、30代と40代では注文する頻度や、お店に求めるものに差があるのでしょうか。
同じ「締めの一品」でも、世代によって見ているポイントが違うのかもしれません。
今回はインターネットリサーチなどを行う「株式会社 NEXER」と共同で、全国の30代~40代の全国の男女100名を対象に「飲食店のデザート・締めの一品に対する意識」についてのアンケートをおこないました。
「飲食店のデザート・締めの一品に対する意識に関するアンケート」
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年5月22日 ~ 5月27日
調査対象者:30代~40代の全国の男女
有効回答:100サンプル(30代・40代各50サンプル)
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
Q あなたは飲食店で食事をする際、デザートや「締めの一品」(締めのラーメン、デザート、甘味など)を注文することはありますか。
まず、飲食店で食事をする際、デザートや「締めの一品」を注文することがあるかどうかを、30代・40代別に聞いてみました。
「注文することがある」30代は36.0%、40代は26.0%

30代では「まったく注文しない」が46.0%で最も多く、次いで「ときどき注文する」が30.0%でした。「あまり注文しない」は18.0%、「よく注文する」は6.0%となっています。
「よく注文する」と「ときどき注文する」を合わせると36.0%となり、およそ3人に1人以上が、デザートや締めの一品を注文することがあるとわかりました。
40代では「まったく注文しない」が54.0%と過半数を占めました。
次いで「あまり注文しない」が20.0%、「ときどき注文する」が18.0%、「よく注文する」が8.0%と続きます。
「よく注文する」と「ときどき注文する」を合わせると26.0%でした。
30代と40代を比較すると、「注文することがある」と回答した割合は30代が36.0%、40代が26.0%で、30代のほうが10.0ポイント高い結果となりました。 一方で、「まったく注文しない」は40代が54.0%と、30代の46.0%を上回っています。
年代によって、食後にデザートや締めの一品を注文するかどうかには違いがあるようです。
Q デザートや締めの一品を注文する頻度について、もっとも近いものを教えてください。
続いて、デザートや締めの一品を「注文することがある」と回答した方に、どのくらいの頻度で注文するかを聞いてみました。
「ほぼ毎回注文する」30代は16.7%、40代は30.8%

30代では「2回に1回程度は注文する」が33.3%で最も多く、次いで「3~4回に1回程度注文する」が27.8%でした。「特別なとき(記念日・会食など)のみ注文する」は22.2%、「ほぼ毎回注文する」は16.7%となっています。
40代では「3~4回に1回程度注文する」が38.5%で最も多い結果となりました。
次いで「2回に1回程度は注文する」と「ほぼ毎回注文する」が、ともに30.8%でした。
一方で、「特別なとき(記念日・会食など)のみ注文する」は0%でした。
注目したいのは、「ほぼ毎回注文する」の割合です。
30代が16.7%だったのに対し、40代は30.8%と、2倍近い水準になっています。
デザートや締めの一品を注文する人の割合自体は40代のほうが少ないものの、注文する人に限ると、外食のたびにしっかり頼む傾向があるようです。一方で30代は「特別なときのみ」も22.2%あり、シーンに合わせて注文している様子がうかがえます。
Q デザートや「締めの一品」のメニューが充実している飲食店に対して、どのような印象を持ちますか。(複数選択可)
続いて、デザートや締めの一品を「注文することがある」と回答した方に、デザートや「締めの一品」のメニューが充実している飲食店に対して、どのような印象を持つかを聞いてみました。
30代の77.8%、40代の76.9%が「食事の最後まで楽しめる工夫がされている」
まずは、30代の結果から紹介します。

30代では「食事の最後まで楽しめる工夫がされている」が77.8%で最も多く、次いで「サービス精神があり、お店全体の満足度が高そう」が38.9%、「また訪れたい・リピートしたいと思う」が33.3%と続きました。
「こだわりのある専門性の高いお店だと感じる」は22.2%、「SNSや写真で紹介したくなる」は5.6%となっています。
次に、40代の結果は以下の通りです。

40代でも「食事の最後まで楽しめる工夫がされている」が76.9%で最も多い結果となりました。
次いで「サービス精神があり、お店全体の満足度が高そう」が46.2%、「また訪れたい・リピートしたいと思う」が30.8%と続きます。
「こだわりのある専門性の高いお店だと感じる」は15.4%、「SNSや写真で紹介したくなる」は7.7%でした。
30代・40代ともに、約77%が「食事の最後まで楽しめる工夫がされている」と回答しており、世代を問わず共通している印象であることがわかります。
また「サービス精神があり、お店全体の満足度が高そう」は40代が46.2%と、30代より7.3ポイント高い結果となりました。40代のほうが、デザートや締めの一品の充実度を、お店全体の満足度やもてなしと結びつけて見ている傾向がうかがえます。
Q 印象に残っているお店のメニューや、こんなデザート・締めメニューがあると嬉しいと思うものを教えてください。
続いて、印象に残っているメニューや、こんなものがあると嬉しいと思うものについても聞いてみたので、一部を紹介します。
印象に残るメニューは「凝ったパフェ」から「アイスの天ぷら」まで
・締めのデザートの大盛りサービス。(30代・男性)
・季節の果物を使ったデザート。(30代・女性)
・パフェが凝っていたら嬉しい。(30代・女性)
・自分でデコレーションできるパフェ。(40代・女性)
・アイスの天ぷら。(40代・女性)
・締めの小さめのソーキそばがあると嬉しい。(40代・女性)
30代からは「凝ったパフェ」「季節の果物を使ったデザート」など、味やお得感、季節感を挙げる声が目立ちました。
40代では「自分でデコレーションできるパフェ」「アイスの天ぷら」といった体験性やひとひねりのあるメニュー、さらに「締めの小さめのソーキそば」のように甘味以外の締めを求める声も見られます。
同じ「締めの一品」でも、世代によってイメージするものは少しずつ違っているようです。
Q デザートや「締めの一品」を注文する際、重視するものを教えてください。(複数選択可)
最後に、デザートや締めの一品を「注文することがある」と回答した方に、注文する際に重視するものを聞いてみました。
「味」を重視するのは30代が88.9%、40代は61.5%
まずは、30代の結果から紹介します。

30代では「味」が88.9%で突出して多い結果となりました。
次いで「見た目(写真映え・盛り付け)」と「価格」がともに66.7%、「ボリューム・量」が44.4%と続きます。
そのほか、「メニューの種類の豊富さ」が27.8%、「季節感・限定感」が22.2%、「専門店・有名店ならではの本格感」が16.7%、「健康・カロリーへの配慮」が5.6%でした。
次に、40代の結果は以下の通りです。

40代では「価格」が69.2%で最も多い結果となりました。
次いで「味」と「見た目(写真映え・盛り付け)」がともに61.5%、「ボリューム・量」が46.2%と続きます。
そのほか、「季節感・限定感」が15.4%、「メニューの種類の豊富さ」と「健康・カロリーへの配慮」がともに7.7%、「専門店・有名店ならではの本格感」は0%でした。
最も大きな差が出たのは「味」です。
30代では88.9%とほぼ9割が重視していたのに対し、40代では61.5%にとどまりました。
一方で、40代では「価格」が69.2%でトップとなり、「味」を上回っています。
30代はおいしさを重視する傾向が強く、40代は価格とのバランスもより意識していることがうかがえます。
Q 最も重視するものと、その理由を教えてください。
最も重視するものと、その理由についても聞いてみたので、一部を紹介します。
「味」と回答した方
・味。やはり、食べ物は味が全て。好みによるけど。(30代・女性)
・味が1番だと思う。(30代・男性)
・味です、見た目より大事。(40代・男性)
「価格」と回答した方
・価格。(40代・女性)
・リーズナブルだと利用しやすいので。(40代・男性))
「見た目(写真映え・盛り付け)」と回答した方
・食べたくなる、写真に残したくなる美味しそうなもの。(30代・女性)
・Instagram載せたいから。(40代・女性)
・見た目。見て楽しむこともしたいので。(40代・女性)
30代からは「食べ物は味が全て」と、味そのものへのこだわりを語る声が目立ちました。一方の40代は「リーズナブルだと利用しやすい」と価格を挙げる声や、「Instagram載せたいから」「見て楽しむこともしたい」といった見た目・体験を重視する声が見られます。
数字に表れた世代差が、自由記述の声からもうかがえる結果となりました。
まとめ
今回の調査では、飲食店でデザートや「締めの一品」を「注文することがある」と回答した人は、30代が36.0%、40代が26.0%と、30代のほうが高い結果となりました。
また、重視する点にも世代差が表れました。30代は「味」を88.9%が重視している一方で、40代は「価格」が69.2%で最も多い結果となっています。
最後の一品まで楽しみたいという思いは共通していても、重視するポイントは世代によって異なるようです。味はもちろん、価格や見た目、季節感まで意識した「締めのメニュー」を用意することが、幅広い世代に選ばれるお店づくりにつながるのではないでしょうか。
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