
【鶏肉の価格上昇に関する調査】約3人に2人が値上がりを実感。鶏もも肉100gあたりの許容価格は「100円以下」が最多
肉類のなかでも比較的手頃な価格で、和洋中どんな料理にも合わせやすい鶏肉。
家計を支える定番食材として、毎日の食卓に欠かせないという方も多いのではないでしょうか。
しかしここ最近、その鶏肉の価格にも変化が見られるようになっています。
スーパーの精肉コーナーで「あれ、前より高くなった?」と感じた経験がある方もいるかもしれません。
今回はインターネットリサーチなどを行う「株式会社 NEXER」と共同で、全国の男女500名を対象に「鶏肉の価格上昇」についてのアンケートをおこないました。
「鶏肉の価格上昇に関するアンケート」
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年4月20日 ~ 4月27日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
Q 最近、鶏肉の価格が上がっていると感じますか?
まず、最近の鶏肉価格の値上がりをどのくらい感じ取っているのかを聞いてみました。
66.2%が、鶏肉の価格上昇を「感じる」と回答

最も多かったのは「やや感じる」で43.8%でした。
次いで「とても感じる」が22.4%、「あまり感じない」が22.4%、「全く感じない」が11.4%となりました。
「とても感じる」と「やや感じる」を合わせると、66.2%の方が鶏肉の価格上昇を実感していることがわかりました。日々の買い物のなかで、鶏肉の価格変化が確実に意識されている様子がうかがえます。
Q 鶏肉の価格上昇により、購入頻度に変化はありましたか?
続いて、価格上昇を感じている方に、購入頻度に変化があったかを聞いてみました。
46.2%が、価格上昇により購入頻度が「減った」と回答

「明らかに減った」が11.2%、「少し減った」が35.0%となり、合わせると46.2%の方が購入頻度を減らしていることがわかりました。一方で「変わらない」と回答した方は53.5%、「増えた」と回答した方はわずか0.3%でした。
価格上昇を感じている方のうち、ほぼ半数が実際に購入頻度を減らしていることから、鶏肉の値上がりが日々の食卓にも影響を与えている様子がうかがえます。
Q 鶏肉を購入する際、「国産」か「輸入(海外産)」かを意識しますか?
続いて、全回答者に、鶏肉を購入する際に「国産」か「輸入(海外産)」かを意識するかを聞いてみました。
55.2%が、鶏肉購入時に「国産か輸入か」を意識すると回答

「常に意識する」が19.2%、「ある程度意識する」が36.0%となりました。
合わせると55.2%となり、過半数の方が産地を意識して鶏肉を購入していることがわかりました。
一方で「あまり意識しない」が26.6%、「全く意識しない」が18.2%でした。
価格だけでなく産地にも目を向ける消費者が半数を超えているという結果から、安さだけでは判断しきれない、消費者なりのこだわりが見えてきます。
Q 鶏肉の価格が上昇したことで、国産・輸入の選び方に変化はありましたか?
続いて「国産」か「輸入(海外産)」かを意識する方に、鶏肉の価格上昇によって国産・輸入の選び方に変化があったかどうかを聞いてみました。
76.1%が、価格上昇後も国産・輸入の選び方は「変わらない」と回答

最も多かったのは「変わらない」で76.1%でした。
次いで「やや輸入を選ぶことが増えた」が11.6%、「国産を選ぶようになった」が6.9%、「国産から輸入に切り替えた」が2.9%、「やや国産を選ぶことが増えた」が2.5%となりました。
価格上昇を受けても選び方を変えない方が多い一方で、価格を重視して輸入品を選ぶ方や、品質・安心感を重視して国産を選ぶ方も一定数いることがうかがえます。
Q 鶏肉を選ぶ際に最も重視するポイントは何ですか?
続いて、全回答者に、鶏肉を選ぶ際に最も重視するポイントを聞いてみました。
43.2%が、鶏肉選びで最も重視するのは「価格」と回答

最も多かったのは「価格」で43.2%でした。
次いで「産地(国産・輸入)」が19.4%、「品質」が15.6%と続きました。
Q そのポイントを重視する理由を教えてください。
それぞれのポイントを重視する理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「価格」と回答した方
・筋トレしてるので鶏肉は常に買いだめしてるためどうしてもコスパ重視になる。(20代・女性)
・物価高なので、なるべく安く買いたいから。(30代・女性)
・最初は国産のものを選んで購入していましたが、価格が高くブラジル産に変更しました。それでも家族は誰も気づかないのであまり産地にこだわることがなくなりました。その時に安いものを購入してます。解凍したものも買う時があります。(40代・女性)
「産地(国産・輸入)」と回答した方
・ブラジル産は安いけど臭いがするからやっぱり国産。(30代・女性)
・鶏肉だけは輸入ではなく国産の方がおいしいと感じるから。(30代・女性)
・輸入ものはどんな飼育環境で育てられているのか分からず、不安がある。病気を防ぐための薬剤など。(40代・男性)
「品質」と回答した方
・安くても美味しくなきゃ意味ない。(30代・女性)
・安くても美味しくなかったらガッカリするので品質を重視する。(40代・女性)
・口に入れるものは新鮮なものを選びたいと思うから。(40代・女性)
価格を最も重視する方からは、物価高のなかで少しでも食費を抑えたいという意識がうかがえます。産地や品質を重視する方からは、味や安心感には妥協したくないという声も見られました。
鶏肉選びでは、価格を重視する方が多いものの、産地や品質へのこだわりも一定数あることがわかります。
Q 鶏肉の価格がどの程度までなら購入しますか?(鶏もも肉100gあたり)
最後に、全回答者に、鶏肉をどの程度の価格までなら購入するかを、鶏もも肉100gあたりで聞いてみました。
鶏もも肉100gあたりの許容価格は「100円以下」が30.0%で最多

最も多かったのは「100円以下」で30.0%でした。
次いで「120円以下」が22.8%、「価格では選ばない」が18.0%、「150円以下」が12.4%、「80円以下」が12.4%、「それ以上でも買う」が4.4%となりました。
Q その理由を教えてください。
その価格帯までなら購入する理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「100円以下」と回答した方
・100gあたり100円以上は物凄く高く感じるから。(30代・女性)
・上がりすぎると食べたくなくなるから。(30代・男性)
・鶏もも肉は普段よく使う食材なので、あまり高いと家計の負担になるから。(40代・女性)
「120円以下」と回答した方
・価格と品質のバランスが良いと感じるから。(30代・男性)
・120円以上は今までの経験から考えて高めだと思うから。(30代・女性)
・それ以上の値段がするなら豚肉とかを買う。(40代・女性)
「それ以上でも買う」と回答した方
・鶏肉は自分が一番好きな肉で、良質なタンパク質も摂れて、お金をかける価値は十分にあるものだと考えているから。(20代・男性)
・物価高なので最低ラインの価格が高くなっても鶏肉は一切買わなくなるという事はないと思います。(40代・男性)
・好きだし、良質なタンパク源だから。(50代・男性)
「価格では選ばない」と回答した方
・あまり値段を気にしないので、国産の鶏肉の中で必要なg数買います。(30代・女性)
・あまり外国産は買いたくない。(30代・男性)
・品質や産地など総合的に選びたいです。(40代・女性)
鶏もも肉100gあたりの許容価格は「100円以下」が最多となり、日常的に使う食材だからこそ、価格への意識が強いことがわかります。「価格では選ばない」と回答した方もおり、産地や品質を重視して選ぶ方も一定数見られました。
また「それ以上でも買う」と回答した方からは、鶏肉を好きな食材や大切なタンパク源として捉える声が挙がっています。
価格が上がっても購入を続けたい方がいる一方で、一定の価格を超えると別の肉に切り替える方もおり、鶏肉の購入判断には家計への負担と食材としての価値の両方が影響しているといえます。
まとめ
今回の調査では、66.2%の方が鶏肉の価格上昇を実感しており、そのうち46.2%が購入頻度を減らしていることがわかりました。鶏肉選びで最も重視されているポイントは「価格」で43.2%、鶏もも肉100gあたりの許容価格は「100円以下」が30.0%で最多となっています。
一方で、産地を意識する方は55.2%にのぼり、品質や安全性を大切にする声も見られました。
物価高の影響を受けながらも、鶏肉は日々の食卓に欠かせない食材のひとつです。
業務用食材を扱う店舗を活用したり、冷凍鶏肉をまとめ買いして無駄なく使い切ったりすることが、これからの食卓を豊かに保つヒントになるのではないでしょうか。
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令和9年 5月15日
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