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料理が出るまで何分まで我慢できる?

飲食店での「料理提供スピード」、30代と40代で意識に違いはあるのか?

飲食店に入って席に着き、メニューを決めて注文した後、料理が提供されるまでの時間は人によって感じ方が異なります。「5分で遅い」と感じる人もいれば、「20分くらいなら気にしない」という人もいるでしょう。

では、多くの人に共通する「限界ライン」はどのあたりにあるのでしょうか。
また、年代によってその感覚に差があるのでしょうか。

今回はインターネットリサーチなどを行う「株式会社 NEXER」と共同で、事前調査で「外食をすることがある」と回答した30代~40代の男女100名を対象に「飲食店の料理提供スピードに対する意識」についてのアンケートをおこないました。

「飲食店の料理提供スピードに対する意識に関するアンケート」

調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年4月6日 ~ 4月7日
調査対象者:事前調査で「外食をすることがある」と回答した30代~40代の男女
有効回答:100サンプル(30代50名、40代50名)
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

Q 飲食店で料理が出てくるまでの待ち時間は、どのくらいまでなら許容できますか?

30代は「15分以内」が30.0%で最多、40代も「15分以内」が42.0%で最多

飲食店で料理が出てくるまでの待ち時間について、どのくらいまでなら許容できるかを30代・40代別に聞いてみました。

まずは、30代の結果から紹介します。

30代では「15分以内」が30.0%で最も多く、次いで「10分以内」が26.0%でした。 
「20分以内」が18.0%、「30分以内」が12.0%、「30分以上でも気にならない」が8.0%、「5分以内」が6.0%となっています。

次に、40代の結果は以下の通りです。
 

40代でも「15分以内」が42.0%とトップでしたが、30代より12.0%高い結果となりました。次いで「20分以内」が26.0%、「10分以内」が22.0%、「5分以内」が6.0%、「30分以内」が4.0%と続きます。「30分以上でも気にならない」は0%でした。

30代と40代を比較すると、40代は「15分以内」に集中していることが特徴的です。
30代では「30分以内」や「30分以上でも気にならない」といった長めの待ち時間を許容する層も一定数いることがわかります。

それぞれの理由も聞いてみたので、一部を紹介します。

「10分以内」と回答した方

・だいたいのお店はそのぐらいで出てくるので。(30代・女性)
・10分を超えると遅いと感じるから。(30代・男性)
・あまり待つのが得意ではないから。(40代・男性)

「15分以内」と回答した方

・お腹が減っている時だったら限界はそのぐらいかなと思った。(30代・女性)
・それ以上は子どもも退屈するし、体感的に長く感じやすい気がする。(30代・女性)
・15分もあれば料理は一通り作れるので、それ以上待たされると忘れているのではないかと疑ってしまうから。(40代・男性)
・暇つぶしができる時間だから。(40代・女性)
・次の予定もあるし、あまり待つのが好きではない。(40代・女性)

「30分以内」と回答した方

・あまりせかせかするのが好きではない。心にゆとりを持っていたい。(30代・女性)
・子どもが待てない。(30代・女性)
・ある程度なら我慢できる。(40代・女性)
 

「30分以上でも気にならない」と回答した方

・混んでいる時間なら気にならない。(30代・女性)
・気にしない。(30代・男性)

「15分以内」を選んだ方は、子どもの退屈や次の予定など、具体的な生活シーンを理由に挙げています。また「30分以内」や「30分以上でも気にならない」を選んだ方は、心のゆとりや混雑状況への理解など、比較的おおらかな姿勢がうかがえます。

全体を通じて、待ち時間の許容範囲にはその人のライフスタイルや性格が大きく影響していることがわかります。

Q 料理の提供が遅いと感じた経験はありますか?

料理の提供が遅いと感じた経験、30代は40.0%、40代は54.0%

続いて、実際に料理の提供が遅いと感じた経験があるかどうかを聞いてみました。

30代では「ある」が40.0%、「ない」が60.0%だったのに対し、40代では「ある」が54.0%、「ない」が46.0%でした。40代のほうが14.0%高く、料理提供の遅さを感じた経験が多いことがわかります。

外食歴の長さや、仕事の合間に食事を取る機会の多さなども影響しているのかもしれません。

Q  料理の提供が遅いと感じたとき、お店の印象はどう変わりましたか?

料理提供が遅いと感じたとき「かなり悪くなった」、30代の35.0%、40代は22.2%

さらに、料理の提供が遅いと感じた経験がある方に、そのときお店の印象がどう変わったかを聞いてみました。

30代では「やや悪くなった」が45.0%で最も多く、「かなり悪くなった」が35.0%、「特に変わらなかった」が20.0%でした。「むしろ丁寧に作っている印象を持った」は0%でした。

40代では「やや悪くなった」が51.9%で過半数を占め、「特に変わらなかった」が25.9%、「かなり悪くなった」が22.2%でした。こちらも「むしろ丁寧に作っている印象を持った」は0%でした。

注目すべきは、30代のほうが「かなり悪くなった」の割合が高い点です。
若い世代ほど、料理提供の遅れに対してシビアに反応する傾向があるようです。

40代では「特に変わらなかった」が25.9%と30代より高く、ある程度の待ち時間には寛容な面がうかがえます。

いずれの世代でも、「むしろ丁寧に作っている印象を持った」と答えた人はゼロでした。
料理提供の遅れがポジティブな印象につながることは、残念ながらほぼないと言えそうです。

Q 料理提供が早いお店に対して、どのような印象を持ちますか?(複数回答可)

料理提供が早いお店への印象「効率的」が最多、30代は56.0%、40代は42.0%

続いて、料理提供が早いお店に対してどのような印象を持つかを聞いてみました。

まずは、30代の結果から紹介します。

30代では「効率的だと思う」が56.0%で最多でした。
次いで「利用しやすいと思う」が42.0%、「サービスが良いと思う」が40.0%と続きます。

次に、40代の結果は以下の通りです。

40代でも「効率的だと思う」が42.0%で最多ですが、30代と比べると14.0%低い結果となりました。次いで「忙しいときに助かる」が32.0%、「利用しやすいと思う」が26.0%と続きます。

30代は「効率的」「利用しやすい」「サービスが良い」といった好意的な印象が上位を占めています。40代は「忙しいときに助かる」が2位に入っており、実用的な視点からの評価が目立ちます。

Q 「すぐ出てくる一品」があるお店は魅力的だと思いますか?

30代の80.0%、40代の82.0%が「すぐ出てくる一品」があるお店は魅力的と回答

続いて、「すぐ出てくる一品」があるお店は魅力的だと思うかを聞いてみました。

30代では「やや思う」が50.0%で最も多く、次いで「とても思う」が30.0%、合わせて80.0%が肯定的な回答をしています。「あまり思わない」が10.0%、「まったく思わない」が10.0%でした。

40代では「やや思う」が56.0%、「とても思う」が26.0%で、合わせて82.0%が魅力的だと感じています。「あまり思わない」は12.0%、「まったく思わない」は6.0%でした。

30代・40代ともに約8割が「すぐ出てくる一品があるお店は魅力的」と回答しており、世代を問わず高い支持を集めています。

お通し以外で、すぐ出てくると嬉しいメニューについても聞いてみたので、一部を紹介します。

お通し以外で、すぐ出てくると嬉しいメニューは何か教えてください。

・フライドポテト。(30代・女性)
・枝豆。(30代・男性)
・揚げ物だと、お腹に溜まるし嬉しいです。(30代・女性)
・冷奴やサラダなど冷えていても美味しいもの。(40代・男性)
・たこわさび。(40代・男性)
・サラダやスープ。(40代・女性)
・酢の物。(40代・女性)
・春巻きなど。(40代・女性)
 

具体的なメニューとしては、枝豆や冷奴、サラダなど調理の手間が少なくすぐに出せるものが多く挙げられました。一方で、フライドポテトや春巻きといったしっかり食べられるメニューを挙げる人もあり、手軽さだけでなく満足感も求められていることがわかります。

40代ではたこわさびや酢の物など、お酒に合うおつまみ系を挙げる声が目立つのも特徴的です。手軽に食べられて場をつなげる一品が、最初の一品として求められていると言えそうです。

まとめ

今回の調査では、30代・40代ともに「15分以内」が料理提供の許容時間として最も多い結果となりました。また、提供が遅いと感じた経験がある人のうち、30代は80.0%、40代は74.1%が、お店の印象が悪くなったと回答しており、料理提供のスピードが顧客満足度に直結していることが明らかになりました。

「すぐ出てくる一品」があるお店には約8割が魅力を感じており、最初の一品を素早く提供する工夫が、お店全体の印象を大きく左右する可能性があります。

調理済みの前菜や簡単な一品メニューを活用して待ち時間の体感を縮めることが、リピーター獲得のポイントになるのではないでしょうか。

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