
居酒屋の「おつまみ」意識調査:30代以下は“種類”を、40代は“価格”を重視
飲食店のおつまみ、重視する人はどれくらい?
居酒屋やバーでお酒を楽しむとき、おつまみにどれくらいこだわっているでしょうか。
「とりあえず何かあれば十分」という人もいれば、「おつまみの美味しさ次第で満足度が変わる」という人もいます。実際に、どの程度の人がおつまみを重視しているのか、また何を基準に選んでいるのかは気になるところです。
今回はインターネットリサーチなどを行う「株式会社 NEXER」と共同で、事前調査で「普段お酒を飲む」と回答した全国の男女100名を対象に「飲食店のおつまみに対する満足度」についてのアンケートをおこないました。
「飲食店のおつまみに対する満足度に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年1月22日 ~ 2月3日
調査対象者:事前調査で「普段お酒を飲む」と回答した全国の男女
有効回答:100サンプル(30代、40代、各50)
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
Q 居酒屋やバーでお酒を飲む際、おつまみは重視しますか?
76%が、居酒屋やバーでおつまみを「重視する」と回答
まず、居酒屋やバーでお酒を飲むときに、おつまみをどれくらい重視するかを聞いてみました。

30代以下は「とても重視する」28.0%、「やや重視する」60.0%で、合計88.0%と高い結果でした。おつまみへの関心が強い世代といえます。
一方、40代は「とても重視する」22.0%、「やや重視する」42.0%で、合計64.0%となりました。30代以下と比べると、やや控えめです。
さらに「あまり重視しない」と答えた割合は、40代が28.0%で、30代以下の2.0%より大きく上回りました。40代は、おつまみよりもお酒そのものを楽しみたい人が多いのかもしれません。
おつまみを重視すると答えた人に理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
おつまみを重視する理由
・おつまみはお酒の味を美味しくするから。(20代・男性)
・せっかく居酒屋で飲むならおつまみは重視したいので。(30代・男性)
・ビールが好きなので、ビールがより美味しくなるおつまみが良いから。(40代・女性)
・お酒と共におつまみも楽しみのひとつだから。(40代・男性)
理由として目立ったのは「おつまみが美味しいとお酒もより美味しく感じる」という声です。お酒とおつまみをセットで楽しみたい人が多いことがうかがえます。
Q おつまみにもっとも求めるポイントを、ひとつだけ教えてください
38%が、おつまみにもっとも求めるポイントは「味が美味しい」と回答
続いて、おつまみにもっとも求めるポイントをひとつだけ選んでもらいました。
ここでも年代別の違いが見られましたので、まず30代以下の結果は以下の通りです。

30代以下では「味が美味しい」が36.0%でトップ、「お酒に合う」が20.0%、「種類の豊富さ」と「価格が手頃」が16.0%で並んでいます。種類の豊富さへの関心が高い点が特徴的です。
次に、40代の結果は以下の通りです。

40代では「味が美味しい」が40.0%と高く、次に「価格が手頃」が22.0%と目立ちます。「お酒に合う」は18.0%で、「種類の豊富さ」は6.0%にとどまりました。40代は「美味しいものをなるべく手頃な価格で」という実用的な視点が強いようです。
それぞれの理由も聞いてみたので、一部を紹介します。
「味が美味しい」
・味がまずいとお酒もまずくなる。(20代・男性)
・美味しくなければ頼みたくないので。(30代・男性)
・居酒屋のおつまみはおいしいから味は重要。(40代・男性)
・味が美味しいとより幸せな気持ちになるから。(40代・女性)
「お酒に合う」
・お酒に合わないと意味がないから。(20代・女性)
・お酒が美味しくなるから。(30代・男性)
・お酒がすすむ味付けのものがいいから。(40代・女性)
・お酒の種類によっておつまみのセレクトは大事です。(40代・男性)
「種類の豊富さ」
・選択肢がないと困る。(30代・女性)
・いろんな味を楽しみたいから。(30代・男性)
・選ぶ楽しさがある。(30代・女性)
・たくさん色々な種類を食べたい。(40代・女性)
「価格が手頃」
・お金が少ないから。(20代・男性)
・高価なものは頼めないので。(30代・女性)
・安く済ませる事が最優先と考えている。(40代・男性)
・お金が無いけどお酒を楽しみたいから。(40代・男性)
「お酒に合う」を選んだ人は「組み合わせを楽しみたい」という理由が多く、価格を重視する人は「あまりお金をかけたくない」という声が目立ちました。
Q 「このお店のおつまみは良い」と思った経験はありますか?
50%が、「このお店のおつまみは良い」と思った経験が「ある」と回答
最後に、これまでに「このお店のおつまみは良い」と感じた経験があるかどうかを聞いてみました。
年代別に見ると、ここでも大きな差が出ています。

30代以下では62.0%が「ある」と回答したのに対し、40代では38.0%にとどまりました。30代以下のほうが印象に残るおつまみ体験を多く持っているようです。おつまみへの関心が高い分、良いおつまみに出会ったときの記憶も鮮明に残りやすいのかもしれません。
どのような点が印象に残ったのかも聞いてみたので、一部を紹介します。
どのような点が良かったと思いましたか?
・ほかのお店では出ないような凝った料理、珍しい料理が多くあった。(30代・男性)
・家では出せない味わいがあった。(30代・男性)
・新鮮で旬なものが美味しかったから。(40代・男性)
・一口サイズの種類が多くあったから。(40代・女性)
・盛り方おしゃれ。お酒にあわせたコースを提案してくれる。(30代・女性)
良かった点としては「ほかでは食べられない料理がある」「家庭では再現しにくい味がある」「新鮮な食材を使っている」といった声が挙がりました。お店ならではの体験があるかどうかが、おつまみの満足度を左右していることがうかがえます。
まとめ
今回の調査では、お酒を飲む際の「おつまみ」について30代以下と40代の方に調査しました。
その結果、年代によっておつまみで重視する点に大きな違いがあるようです。
30代以下は「種類の豊富さ」への関心が相対的に高く、40代は「価格が手頃」を選ぶ割合が高い傾向でした。
業務用の食材仕入れサービスなどを活用して、お店の強みとなるおつまみメニューを充実させることも、顧客満足度向上のひとつの手段かもしれません。
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(ニシカワタカシ)
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令和9年 5月15日
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