
個人飲食店で魚を仕入れる方法は?ネットで買える人気の魚も厳選紹介
飲食店開業にあたり、「安定して新鮮な魚を仕入れたいけれど、どこから買うのが一番よいのだろう」と悩むことは少なくありません。魚の仕入れ方法には、さまざまな種類があります。まずは、それぞれの仕入れ方法の特徴を理解し、自店のスタイルに合うルートを選びましょう。
当記事では、個人飲食店が鮮魚を仕入れる方法ごとのメリット・デメリットを整理し、業務用食品の仕入れ通販サイト「ミクリード」の人気商品も紹介します。魚の仕入れで迷う時間を減らし、安定的に高品質な魚料理を提供するための参考にしてください。
1.個人経営の飲食店に魚が届くまでの流通ルートとは

飲食店が鮮魚を仕入れるまでには、複数の業者や市場を経由する流通ルートがあります。流通の仕組みを理解することで、仕入れの選択肢を比較しやすくなり、鮮度やコスト面で最適な判断が可能になるでしょう。一般的な流れは以下の通りです。
1.漁獲・水揚げ
漁師が漁船で魚を獲り、港で水揚げします。ここで鮮度を保つための初期処理が行われます。
2.浜仲買・漁協による集荷
浜仲買や漁協(漁連)が漁師から魚を買い取り、まとめて卸売市場へ出荷します。
3.卸売市場での取引
中央卸売市場や地方市場に集められた魚は、仕分け・品質検査を経て、卸売業者に販売されます。
4.卸売業者から仲卸業者に販売
卸売業者が仕入れた魚を仲卸業者に販売します。仲卸業者は市場内に店舗を構え、魚を小口に分けたり加工したりして飲食店向けに対応します。
5.小売店・飲食店へ納品
仲卸業者から鮮魚小売店を経由して仕入れる場合や、飲食店に直接納品される場合があります。
6.飲食店での受け入れ・鮮度管理
納品後は外観や匂い、目やエラから鮮度をチェックし、適切に保存・調理を行います。
2.個人飲食店が鮮魚を仕入れる方法
個人の飲食店が魚を仕入れる方法には、卸売業者や市場、小売店、産地直送、オンライン仕入れサービスなどがあります。ここからは、それぞれの仕入れ方法の特徴やメリット・デメリットを解説します。
2-1.卸売業者
卸売業者からの仕入れは、市場や漁港でまとめて確保した魚を、安定的に届けてもらえる方法です。個人飲食店は契約を結ぶことで必要な仕入れ量を継続的に確保でき、さまざまな魚種も選べます。価格交渉や納品スケジュールの調整ができる点もメリットです。
一方で、手数料が上乗せされるため、漁師から直接買うよりも仕入れ価格が高くなる可能性があります。また、品質が常に均一とは限らず、不良品が混ざるリスクもあるため、信頼できる業者選びが重要です。
2-2.市場
市場で仕入れる方法は、中央卸売市場や地方市場に直接足を運び、仲卸業者から購入するスタイルです。めずらしい魚介類に出会える可能性が高く、鮮度のよい旬の魚を比較的安く仕入れられるのが魅力です。仕入れを重ねることで、仲卸業者から特別な情報を得られる場合もあります。
ただし、朝早くから市場に出向く必要があるため、時間的な負担が大きい点、目利きの力や知識が求められる点はデメリットと言えるでしょう。
2-3.小売店
スーパーや鮮魚店などの小売店から仕入れる方法は、比較的手軽で時間をかけずに仕入れられる点が特徴です。必要な分だけ購入できるため在庫リスクを抑えられ、近隣で済ませられる利便性もメリットです。
一方で、小売店は一般消費者向けの価格設定のため、コストは高くなりがちです。また、市場や産地から時間が経過して店頭に並んでいるため、飲食店に求められる鮮度面では劣るケースも多く見られます。
2-4.産地直送
産地直送は、漁港や漁師と直接つながり、水揚げされた鮮魚をそのまま配送してもらう仕入れ方法です。中間業者を介さない分、鮮度が抜群で価格も抑えられる可能性があります。さらに「○○産直送」「産地直送鮮魚」といった情報を打ち出せるため、メニューの付加価値向上にもつながります。
ただし、漁の状況によって水揚げ量が安定せず、ほしい魚種が手に入らないリスクがあります。また、宅配コストが高く、場合によっては市場仕入れより割高になりかねません。
2-5.オンライン仕入れサービス

オンライン仕入れサービスは、インターネットを通じて鮮魚や加工済み魚を簡単に注文できる方法です。時間や場所に縛られずパソコンやスマートフォンから発注でき、仕入れにかかる労力を大幅に削減できます。産地・サイズが明示されている商品も多く、翌日のメニューを立てやすい点も魅力です。衛生管理・品質管理も徹底されているので、安心して利用できます。
さらに、業務用に加工済みの商品を扱うサービスもあり、調理の効率化や廃棄ロス削減にもつながります。豊富な食材の中から他店にはない目玉メニューを用意すれば、差別化も図れます。オンライン仕入れサービスは安定供給とコスト面の両立が可能なので、個人経営の飲食店にとって非常に有効な選択肢となるでしょう。
3.鮮魚から仕込み済みの魚まで!オンライン限定の魚を厳選紹介

忙しい個人経営の飲食店では、効率よく利用できる仕入れルートを確保する必要があります。ここでは、飲食店専門のオンライン仕入れサービス「ミクリード」で扱う鮮魚や仕込み済みの魚を厳選して紹介します。
3-1.南房総 地魚(フィレ)3種約1kg
房総沖でその日に獲れた新鮮な地魚を活〆し、3枚おろしにして3種を真空パックにした商品です。丸魚で約3~4kg分に相当し、皮を引くだけで新鮮な刺身をすぐに提供できます。メーカー直送・チルド便で出荷後翌日に届くため、個人飲食店でも安定した鮮度を確保できます(※)。
※一部地域は除きます。
3-2.南房総 地魚3品盛用約1kg
南房総近海で朝獲れした地魚をその日の午前中にサク取りし、鮮度を保ったまま真空パックにした商品です。切るだけで刺身やカルパッチョに使え、約15~20人前の提供が可能です。時間とともに変化する食感や旨味を楽しめるため、個人飲食店のメニューにおすすめです。
3-3.南房総 地魚約3kg
房総沖でその日に水揚げされた新鮮な地魚を厳選し、老舗鮮魚専門店から直接届ける商品です。約3kgと大容量なので、さまざまな料理に活用できます。年末年始を除き、時化でなければ安定して出荷されます。
3-4.南房総 地魚(セミドレス)約3.5kg
房総沖でその日に水揚げされた新鮮な地魚を厳選し、ワタ・エラ・鱗を衛生的に処理した「セミドレス」状態で老舗鮮魚専門店から直送される商品です。下処理の手間が省けるため、仕込み時間を短縮したい個人飲食店に最適です。年末年始を除き、時化(しけ)以外は安定出荷されます。
3-5.大分 特選地魚4種約4kg
黒潮と瀬戸内の潮流が交わる豊後水道や別府湾などの好漁場で水揚げされた鮮魚を、大分市場で鮮度と旨味を保つための神経締め・血抜き処理を行い、その日のセリで選ばれた高級魚4種を直送します。約4kgと大容量で、刺身・煮付け・焼き物など、多彩な調理に活用できる贅沢なセットです。
3-6.骨取り切身 真だら(60g) 5切
扱いやすい5切入り少量パックの骨取り済み真だらです。冷凍のまま加熱調理できるため、解凍の手間が省けて時短調理が可能です。煮付けや鍋物、フライなど、さまざまなメニューに活用でき、骨取りの必要なく提供できるので(※)、個人飲食店にとって便利な食材です。
※まれに小骨が残っている場合があります。
3-7.骨取り切身 ぶり(60g) 5切
使いやすい5切入りパックの骨取り済みぶりです。冷凍のまま加熱できるため仕込みの手間を削減でき、焼き物や照り焼き、煮付けなどに幅広く活用できます。小骨が残る場合もありますが、下処理の負担を大幅に減らせる使い勝手のよい食材です。
3-8.骨取り切身 アラスカ赤魚(60g) 5切
骨取り済みで扱いやすいアラスカ赤魚を、便利な5切入りパックにしました。冷凍のまま加熱できるため、仕込み時間を短縮しつつ、煮付けや焼き物、揚げ物などの料理に活用が可能です。まれに小骨が残る場合もありますが、仕込んだ状態で提供できるため、個人飲食店の効率化に役立ちます。
3-9.生食真鯛スライス(カルパッチョ用) 30枚
熊本県産の養殖真鯛を使用し、皮目を湯引きして旨味を引き出したスライスを30枚セットにしました。解凍後すぐにカルパッチョやサラダに使えるため、下処理の手間なく提供が可能です。鮮度のよさと扱いやすさを兼ね備えている、個人飲食店のメニューづくりに最適な食材です。
3-10.スモークサーモンスライス(トラウト) 500g
サーモントラウトを使用し、低温でじっくり熟成させたスモークサーモンです。控えめなスモーク香で幅広い料理に合い、解凍後そのまま使えるため、サラダや前菜、パスタなどに使用できます。個人飲食店でも簡単に高品質な一皿ができあがります。
まとめ
個人経営の飲食店が魚を仕入れる方法には、卸売業者や市場、小売店、産地直送、オンライン仕入れサービスなどがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、価格や鮮度、仕入れの手間といった要素を比較して選ぶことが重要です。
中でも、オンライン仕入れサービスは、安定供給と効率を両立できる点で、忙しい個人飲食店にとって非常に有用です。「ミクリード」では、南房総や大分から直送される鮮魚、骨取り済み・スライス済みの加工品など、すぐに使える良質な商品を豊富に取り揃えています。安定的に高品質な魚を仕入れたい方、食材仕入れ先をお探しの方は、ぜひ無料会員登録をした上で「ミクリード」をご利用ください。
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酒類販売
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酒類販売管理
研修受講 年月日
次回研修の
受講期限
研修実施
団体名
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東京都新宿区西新宿2-3-1
守屋 賢邦
(モリヤマサクニ)
令和7年 6月18日
令和10年 6月17日
一般社団法人日本
ボランタリーチェーン協会
国分グループ本社株式会社
東京都中央区日本橋1-1-1
西川 貴志
(ニシカワタカシ)
令和6年 5月16日
令和9年 5月15日
一般社団法人日本
ボランタリーチェーン協会