東日本大震災で被災した三陸・常磐沖の水産加工業。現在も、ALPS処理水の海洋放出に伴う風評問題に直面しています。
三陸・常磐の魅力を発信することで、本格的な復興や持続的な発展を後押しできればと、
今年も「三陸・常磐のうまい水産加工品」を探してきました。ぜひお試しください。
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宮城県石巻市本田水産 株式会社
金華さばの炙りしめさば 1枚
金華さばの炙りしめさば 1枚
商品番号：153406 価格：460円
宮城県石巻港で水揚げした、脂のりの良い金華サバを浅く調味後香ばしく炙り、絶品しめさばに仕上げました。
金華さばの燻製生ハム 1枚
金華さばの燻製生ハム 1枚 商品番号：147836 価格：470円
金華さばの脂のりはそのままに、冷風乾燥で旨みを閉じ込め、桜チップで生ハムのように燻しました。
みやぎサーモン漬け丼の具 1食
みやぎサーモン漬け丼の具 1食
商品番号：153401 価格：430円
完全養殖のブランド銀鮭「みやぎサーモン」をスライスし、甘めの特製だれで漬け込みました。
【三陸産】かきフライ 10個
【三陸産】かきフライ 10個
商品番号：153399 価格：920円
三陸産牡蠣を剥き、生の状態で衣付けし急速凍結しました。クリーミーな味わいと絶品サクサクパン粉が特徴です。
【三陸産】真だらフライ 5個
【三陸産】真だらフライ 5個
商品番号：153404 価格：580円
三陸で水揚げされた鮮度抜群の真だらを、衣付けしました。生原料ならではのふわふわ食感とジューシーな身質が特徴です。
- 本田水産 株式会社をもっと詳しく！-三陸の魚介をこだわりの逸品にして全国へ！「本田水産」
世界三大漁場の一つ・三陸金華山沖を控え、多彩な魚介類が集まる石巻。今回は当地で牡蠣や金華さばなど、厳選した原料で加工食品を展開している「本田水産」へ。こだわりの詰まった商品や工程についてご紹介します。
石巻で“牡蠣屋”として創業した本田水産
国内有数の港町・石巻市。黒潮と親潮がぶつかり合い、森林から豊富な栄養が流れ込む三陸の海には、多種多様な魚介類が集まります。その中でも地域の特産として知られる牡蠣や金華さばなどを使った、バラエティ豊かな商品を展開しているのが本田水産です。
同社は1947年に牡蠣の仲買・養殖を行う「マルウ本田卯三郎商店」として創業。地域の生産者との繋がりを大切に、創意工夫をこらした商品はさまざまな品評会で高く評価されています。
2011年の東日本大震災では、牡蠣の養殖施設が流出。浸水により処理場の設備が使えなくなるなど大きな被害を受けましたが、早期に復旧を果たし、2021年には株式会社石巻フーズと合併。2023年には創業75周年を迎えました。
今回は同社の本社工場、石巻フーズ工場の2つの製造拠点をご案内いただきました。
牡蠣や金華さばを丁寧に下処理し、高品質な商品に。
まずは本社工場を訪れました。「この工場では主に牡蠣やさばを原料にした商品を作っています」と説明してくれたのは、本田水産販売部係長の及川雄大さんです。
この工場で取り扱われているのが、同社オリジナルブランド「浜市のかき」。浜市の海には、船形山でふんだんに蓄えられた栄養が吉田川、鳴瀬川から流れ込み、牡蠣の餌となるプランクトンが大量に発生。この豊かな海で育った牡蠣は身入りがよく、うま味が凝縮し、クセが少ないことが特徴です。
水揚げされた牡蠣は、そのまま本田水産の工場に持ち込まれ、浄化された後、一つひとつ手作業で剥き身が行われます。「マイクロバブルという非常に小さな泡で、22時間以上かけて洗うことで、新鮮な風味をそのまま商品に活かすことができます」と及川さん。
工場の作業台の上には、「多い時には一日3トンくらい」（及川さん）という大量の牡蠣が。これを従業員の方々が手際よく、次々と剥いていました。さらに同社では剥いた身も洗浄を繰り返すことで、牡蠣本来のおいしさを味わうことができる商品にしています。
また、本社工場では、金華さばを使った商品も製造しています。金華さばは、三陸金華山沖で旬の時期に水揚げされた大型のさば。大きく肉厚で、脂がたっぷりのっています。
これを工場では大量生産が可能な機械に頼らず、人の手で下ろしています。及川さんは「きれいに皮も残せますし、血合いなども残りません。もちろん手間暇かかりますが、こういった作業を丁寧にやることでおいしい商品に仕上げることができます」と説明しました。
製造設備や検査装置の数々で、おいしさと安全性を向上。
続いて、本社工場から車で10分ほどの位置にある、石巻フーズ工場へ。ここではカキフライなどパン粉を使用した商品を作っています。本田水産製造部部長の髙橋孝紀さんが案内してくれました。
石巻フーズ工場で作られているカキフライの特徴の一つが、原料となる牡蠣の身をその、まま冷凍することです。「一般的にはパン粉をつけた後、冷凍しますが、その前の状態でCAS凍結を施しています」と髙橋さん。CAS凍結は、生きている状態の細胞を凍結するため、食品の味、香り、鮮度を保持し、限りなく凍結前に近い状態を再現することができます。「解凍時のドリップも少なく、とれたれの牡蠣の味を楽しめます。そのため商品名も“生”カキフライ』としているんですよ」。
また、殻などの異物除去のためにX線検査装置を4台、さらに金属検出器を設置するなど、安全安心な商品づくりも徹底しています。髙橋さんは「これくらいの規模の工場で、これほど設備を持っている会社は少ないと思います。その分、コストも掛かりますが、おいしく、安心な商品を追求しています」と話しました。 それではミクリードで取り扱っている本田水産の商品をご紹介します。
宮城県水產加工品品評会で水産庁長官賞を受賞「金華さば 炙り締め鯖」「金華さば 生ハム燻製」
「金華さば 炙りしめ鯖」は、『平成19年度 宮城県水產加工品品評会』で水産庁長官賞を受賞した一品です。酢で締めすぎない“浅締め”にすることで、さばの脂の旨みが楽しめ、さらに皮目の香ばしさが食欲をそそります。
また、「金華さば 生ハム燻製」は、平成22年度の同品評会で同賞を受賞した商品です。金華さばの旨みを引き出すよう塩のみで味付けし、国産の桜チップで丁寧に燻製。本格的なスモークの香りが口いっぱいに広がります。
どちらの商品もうす皮や骨が取られているため、解凍してスライスするだけで、宮城が誇るブランドさばの味わいを堪能できます。
ご飯がすすむ！「宮城県産 金華さば漬け丼」「宮城県産 みやぎサーモン漬け丼」
それぞれ宮城が誇るブランドさば「金華さば」、ブランド銀鮭「みやぎサーモン」を手作業で丁寧にスライスし、自家製の調味ダレで漬け込みました。
どちらも解凍後にそのままご飯にのせて、お好みで刻み大葉・白ごま・すりおろしワサビなどのトッピングを。脂のり抜群でお茶漬けなどにもぴったり！写真のように2つの商品を使った贅沢な合い盛りもおすすめです。
サクサク、ふっくら食感がたまらない「三陸産 生牡蠣フライ」「三陸産 生真鱈フライ」
「三陸産 生牡蠣フライ」は宮城県や三陸の海で育った牡蠣をCAS凍結。冷凍でありながら、とれたての牡蠣のような深い味わいに。油切れの良い粗目の生パン粉を使用しており、揚げた後もサクサク感が長持ち、ジューシーなおいしさが楽しめます。
「三陸産 生真鱈フライ」の原料には三陸で水揚げされた真鱈を使用。旨みたっぷりの高鮮度な真鱈を本田水産でブレンドしたパン粉で揚げて、外側はサクサク、身はしっとり、ふっくらとした食感が味わえる商品に。骨が取られているため食べやすいのも嬉しいポイントです。
ミクリードをご覧の方に向けて及川さんは、「三陸のものを全国で味わってもらうため、顔の見える商品づくりを目指しています。弊社の商品はリピーターも多く、数カ月先まで予約で埋まってしまうことも多いので、ぜひ気になるものがあれば早めにお試しいただけると幸いです」とメッセージを寄せてくれました。
また本田水産では、2024年3月にミクリードでキャンペーンを実施する予定です。牡蠣グラタンなど、さまざまな商品が出品予定なので、ご期待ください。
青森県八戸市宝成食品 株式会社
海鮮ばくだん（つぶ貝）1本
海鮮ばくだん（つぶ貝）1本
商品番号：153391 価格：770円
つぶ貝・宮城県産めかぶ・甘エビ・とびっこ・いか・いくらが入った贅沢な逸品です。
ご飯の上に海鮮ばくだんをかけるだけで絶品海鮮丼の出来上がりです！
海鮮ばくだん（甘えび）1本
海鮮ばくだん（甘えび）1本
商品番号：153402 価格：770円
甘海老・宮城県産めかぶ・とびっこ・いか・いくらが入った贅沢な逸品です。
ご飯の上に海鮮ばくだんをかけるだけで絶品海鮮丼の出来上がりです！
【青森県産】ボイルベビーほたてフレーク 500g
【青森県産】ボイルベビーほたてフレーク 500g
商品番号：153410 価格：1,220円
青森県産ベビーほたてをボイルしました。解凍後、生食可能ですが加熱をしても、旨味が凝縮して美味しくなります。
パスタやサラダ等など、さっとほたての旨味を追加できます。
かに身山盛り甲羅かにみそ 2個
かに身山盛り甲羅かにみそ 2個 商品番号：152495 価格：1,180円
濃厚仕立てのかにみそとたっぷりのかに身を甲羅盛にしました。見栄えのする豪華な一品です。
本ずわいがに2種セット（爪下棒肉、フレーク）1P
本ずわいがに2種セット(爪下棒肉、フレーク)1P 商品番号：152474 価格：720円
ほぼ調味していないフワフワな本ずわいがにのフレークと貴重な爪下棒肉を合わせて便利にトレーパックに詰めました。グラタン、ご飯もの、パスタなど、便利にご使用いただけます。
2023年9月～2024年1月掲載の「三陸・常磐のうまい水産加工品」はこちらから！
2022年9月～12月掲載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから！
2021年10月～12月連載の「東北のうまい水産加工品」はこちらから！
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