タピオカ店の跡にはカレーパン店が入る!? 「お店で揚げたカレーパン」の波に乗ってみましょう!

※この記事は、2021年7月10日の情報で作成されました。

「2021年ヒット予測ランキング」(日経トレンディ)にも登場したカレーパン。
専門店が続々オープンし、タピオカブームを受け継ぐ「買い食いスポット」としても注目される今、飲食店のテイクアウト販売として日中の売り上げも期待できる「揚げたてカレーパン」をチェックしておきましょう。

揚げたてカレーパン

元祖カレーパンはカレーライスではなく〇〇〇を再現していた!?

カレーパンが世の中に現れたのは1927年(昭和2年)、東京の深川にあった「名花堂」(現カトレア)が実用新案登録した「洋食パン」がカレーパンのルーツと言われています。

発明のきっかけは、カレーライスのご飯をパンに変えたものかと思ったらそうではありません。具材を包んだパンを、流行していた洋食のカツレツのように揚げたもの、だそうです。パン粉をつけてカリカリに揚げる作り方はカツレツの味わいを表現したものだったのですね。当時「洋食パン」という名前だったというのもうなずけます。そのひとつが具にカレーを入れたもの、ということのようです。

なので「カレーパンとしての発祥」という店については諸説あり、新宿中村屋の1916年(大正5年)説、デンマークブロートの1934年(昭和9年)説などもあります。

「2021年ヒット予測ランキング」(日経トレンディ)にも「NEOカレーパン」がランクイン

「日本カレーパン協会」のホームページによると、NEOカレーパンとは「2020年の終わりごろから語られだしたカレーパン新時代のキーワード。3つのトレンド(具の巨大化・映え・ヘルシー)が牽引したカレーパンの新しい形の総称。」だそうです。

このヒット予測は現実のものとなっています。全国にカレーパン専門店が続々オープンしています。専門店の出店ラッシュは止まらず、従来のベーカリーでも各店が負けじとカレーパンを店頭前面に押し出しています。大手コンビニもレジ横のホットスナックコーナーで揚げたてカレーパンをプッシュする展開をスタートさせました。

なぜいまカレーパンがヒットしているのでしょう?

カレーパンはコンビニでもスーパーでもどこでも買うことができます。しかし揚げたてを食べたい!となるとベーカリーで揚げ上がりのタイミングを狙うしかないものでもありました。
揚げたてのカレーパンは格段においしい。誰もがそのことを知っているのに手に入れる機会が少ないものでした。

コロナ禍のテレワークの普及でテイクアウトの機会が増えました。外食が思うように楽しめないご時世に、アツアツ・カリカリのできたての味はとても魅力的です。

そもそもおいしくて、揚げたてなら「これ絶対おいしいヤツ!」と思えるカレーパンは、「買い物で失敗したくない、でもちょっとだけ贅沢もしたい」という昨今の消費者心理にも合っています。誰もが共感しやすいおいしさというのはSNS時代の大事なポイントですよね。

これならお店で揚げたてカレーパンを提供できます!

カレーパンは揚げたパンにカレーを詰めたものではなく、生地でカレーフィリングを包んで揚げて作るので、ベーカリーパンというより揚げドーナツに近いとも言えます。

固形ではないカレーフィリングを生地で包み、その柔らかい生地の外側にパン粉をつけ、破裂しないように揚げる、というのはなかなか難しい作業です。専門店ではない店で仕込むのは大変。ベーカリー用の冷凍品もありますが入り数が多くて仕入れづらいものです。

そこで、専門店でなくても調理しやすく、少量パックの商品をご紹介します。

商品番号:148042 「かりかりカレーパン 6個」

かりかりの食感が印象的な生タイプのカレーパン。揚げ直しではない揚げたてを提供できる半製品です。

かりかりカレーパン
【音が出ます】ぜひ「音」を聴いてください!揚げたての「カリッカリ」は想像以上!
細目のドライパン粉を使用
細目のドライパン粉を使用。これがかりかりの食感を生み出します。
なま生地
サクッと歯切れがいいのは「なま生地」だから。事前解凍して揚げることでベーカリーと同じ仕上がりを再現しました。
中具
中具は、野菜をじっくり炒めてコトコト煮込んだしっかり濃いめのカレー。固さ(粘度)があるので食べこぼしてしまうことがありません。
中辛といいながらも辛さがはっきりしていて、ほんのり甘みのあるパンと互いを引き立てあっています。
中具ぎっしり
中具ぎっしり。オーソドックスな笹型のカレーパンです。揚げる前で長さ12cm、幅6cmくらいです。
やわらかいので、やさしく 「なま生地」で包んでいます。解凍した生地はやわらかいので、やさしく、やさしく。
揚げている間はぷく~っと膨らみます 揚げている間はぷく~っと膨らみます。こまめに裏表を返しながら揚げ色をつけてください。
揚げ上がり おいしそうに揚げ上がりました。油を切って1分ほど休ませると表面がカリッとしてきます。

「事前解凍して揚げる」と「冷凍のまま揚げる」を比べてみました。

メーカー推奨の調理法は「事前解凍して揚げる」ですが、冷凍のままで揚げても十分おいしくできました。(冷凍のまま揚げる場合はお店様のご判断にてお願いします。)

解凍後と冷凍のままの比較
左は解凍してから揚げたもの、右は冷凍のままで揚げたもの。見た目ではほとんど変わりません。

■冷凍のまま揚げる場合の参考■
(調理して食べ比べた担当者の感想ですので参考としてお読みください。)
・冷凍のまま揚げると、時間がかかります。
・冷凍のまま揚げると、外が揚がりすぎたり、中がまだ冷たかったりしますので、油温や揚げ時間の調整が必要です。
・冷凍のまま揚げると、調理中に膨らんだときにやや破裂しやすくなるようです。
・冷凍のまま揚げると、パン部分がやや固めの揚げ上がりになるようです。

商品番号:149995 「シェフのスパイスカレーパン 4個」

クミン・コリアンダー・カイエンペッパーなどのスパイスを効かせ、玉ねぎ・牛肉をソテーして旨味をとじ込めた中具を、外はサクサク・中はふわふわの生地で包んだ、スパイシーな本格カレーパンです。

シェフのスパイスカレーパン
揚げる前 解凍後、160~170℃で約1分半ずつ裏表かえしながら揚げてください。解凍はレンジで行うこともできます(500Wの場合、約1分/1個)。
チーズカレーパン ●メニューのヒント
揚げ上がったカレーパンをくりぬいて、チーズを入れてトースターで 温めるだけの簡単アレンジ

商品番号:147043 「スティックカレーパン 20本」

こう見えてカレーパン! シェアして楽しむことができる20cmのスティックタイプ。細いのに端っこまでしっかりカレー入り。
焼成済みなので取り扱いが簡単、冷凍のまま約1分揚げればできあがりです。どなたでも楽しめるマイルドな辛さです。

スティックカレーパン

スティックタイプなのでカレーパンのイメージにとらわれない提供方法も楽しくなりますね。トッピングやソースでバリエーションを展開したり、まるごと具材として扱ってもおもしろいメニューになるかもしれません。

カレースティックドッグ
カレーパンをパンに挟むという想定外メニューで意表をついてみました。中と外とで食感の違うパンのダブル使いです。
チーズソースをディップ
カレーとチーズの相性はバツグン。チーズソースをディップしながら楽しく食べられます。
カップに立てて
立てる盛付も華やか。紙カップに入れればドリンクと一緒に持ち歩け、テイクアウトの食べ歩きもしやすいですね。

さあ、やってみましょう。飲食店の店頭販売・売上に貢献できるカレーパン

多くの飲食店にはフライヤーなど揚げ物をする設備があると思います。すぐにでも揚げたてカリカリのカレーパンを提供することができるのではないでしょうか。
カレーパン自体をいちから仕込むのは大変ですが、仕上げの揚げ調理だけで提供できる商品を利用してテイクアウト販売してはいかがでしょう。

もちろんテイクアウトに限りません。店内イベントとして「カレーパン揚げ上がりました!揚げたてです!」と声掛けしては? アツアツ・カリカリのカレーパンをかじりながら冷たいビールを飲むというスタイルも楽しいのではないでしょうか。

カレーパン

カレースナックいろいろご紹介!

ただの「カレー味」ではない、「カレー入り」の揚げ物はいかがですか?
カレーパン同様、カレーを中に入れた料理を仕込むのは大変です。カレールゥを包んだり詰めたりした、リッチなカレーのおつまみ・お惣菜を4つご紹介します。

商品番号:127845 「キーマカレー入りコロッケ 16個」

カレーとじゃがいもを混ぜずに2層にしたコロッケ。それだけで互いが引き立て合うのは、ちょっと驚きのあるおいしさです。そう、だからカレーコロッケではなく、カレー「入り」コロッケなのです。

キーマカレー入りコロッケ
揚げる前 キーマカレーをじゃがいもで包み、それを焼きたてパン粉の衣で包んであります。この「2層仕立て」が「ただのカレー味のじゃがいもコロッケ」とは違うところ。
え?食べれば一緒じゃないかって?…いいえ、まったく味わいが違うんです。
中具と外具 複雑なスパイス配合で本格的な香味のあるキーマカレーが「中具」。ほのかに甘さを感じる北海道産じゃがいもが「外具」。口の中で、はじめは味覚が2つの具を行ったり来たりしながら、次第に混然一体となったおいしさへと変わっていきます。

商品番号:148944 「手羽カツカレー 10本」

スパイスを効かせた特製カレーを手羽の中にびっしりと詰め込み、衣を付けたサクサクのカツ仕立てです。サクッとしたカツの食感に鶏皮のうまみ、手羽肉とカレーの融合が一度に楽しめます。

手羽カツカレー
揚げる前 手羽の中骨を抜いて、そこにやわらかいカレールゥを詰める手間はかなり大変な作業です。手羽の先端にはパン粉を付けず、見栄え良く揚がるようにしているんです。
中具のカレー しっかり具の入った「ふつうにおいしいカレー」が詰められています。揚げ上がりはなめらかなカレーになって手羽肉に風味がしみわたります。

商品番号:147068 「カレーサモサ 30個」

手軽につまめるインド風の三角春巻きです。スパイス感たっぷりで、小さくてもしっかり味わいを主張します。

カレーサモサ
中具 エキゾチックにスパイスが香り、炒め玉ねぎの甘みに春雨やたけのこの食感も楽しい中具。辛さは控えめでスパイスの香りが立っています。
サクサクの揚げ上がり 層になった薄い春巻き皮の揚げ上がりがパリッパリのサクサク。軽くて香ばしい食感です。

商品番号:148107 「欧風カレー”ルゥ”コロッケ 10個」

コロッケ、という言葉では魅力が伝えきれません。これは「ビーフカレールゥそのものを食べるフライ」です。ルゥのコクととろとろ感、衣のサクサク感が新しいカレー料理を提案します。

欧風カレールゥコロッケ
中具 角切りじゃがいもがごろごろ入った、そのまま高級カレーライスにできるようなカレールゥです。
チャツネ、グラスドビアン、マッシュルームエキスを加えた濃厚でコク深い味わい。スパイス感が強く、大人向けの辛口です。
ルウに直接衣付け 入っているのは具だくさんのカレールゥそのもの。じゃがいもコロッケとは全然違います。カレールゥに「直接」衣付けをしてあるのです。ボリュームどっしりです。
油に入れたらしばらくいじらないのがバクハツさせない大事なポイントです。また、重いので鍋底での焦げ付きにご注意ください。


今回の記事で紹介した主な商品はこちら

かりかりカレーパン 商品番号:148042 「かりかりカレーパン 6個」
       
シェフのスパイスカレーパン 商品番号:149995 「シェフのスパイスカレーパン 4個」
       
スティックカレーパン 商品番号:147043 「スティックカレーパン 20本」
       
キーマカレー入りコロッケ 商品番号:127845 「キーマカレー入りコロッケ 16個」
       
手羽カツカレー 商品番号:148944 「手羽カツカレー 10本」
       
カレーサモサ 商品番号:147068 「カレーサモサ 30個」
       
欧風カレールゥコロッケ 商品番号:148107 「欧風カレー”ルゥ”コロッケ 10個」
       

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